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診療室 ロタウイルス予防ワクチン

掲載日:2014年8月28日更新

ロタウイルス胃腸炎予防ワクチン(ロタリックス)

ロタウイルス胃腸炎は、乳幼児に起こる感染性胃腸炎のひとつで、ロタウイルスというウイルスが原因です。5歳までに1度は罹患しますが、乳児期に初めて感染すると重症化しやすく、急激に脱水が進んだり、けいれん、意識障害が現れることもあります。
日本では2011年11月からワクチンの接種が可能になり、その結果接種した赤ちゃん一人ひとりの重症胃腸炎が予防できるようになっただけでなく、免疫がついた赤ちゃんが増えたため、その集団内での感染が抑えられる効果がみられてきています。
ロタウイルス胃腸炎予防ワクチンは、ロタウイルスの病原性を弱めて増殖させ、精製してからシロップ状にした飲む生ワクチンです(注射剤ではありません)。
当院では2回接種のロタリックスを使用しています。

接種対象者

生後6週から24週までに、4週間以上の間隔をおいて2回経口接種
当院では1回目の接種は生後14週6日までを対象とします(腸重積症が起こりにくい低い年齢で接種することが推奨されています)
(注釈)腸重積症とは、腸閉塞の一種で泣きと不機嫌を繰り返し、嘔吐、イチゴゼリー状血便などの症状がみられます

副反応

ぐずり、下痢、咳嗽・鼻汁

接種不適当者

  1. 腸重積になった事がある赤ちゃん
  2. 腸重積の発症を高める可能性のある未治療の先天性消化管疾患(メッケル憩室など)があると診断されている赤ちゃん

料金

1回:13,500円(自費の場合)

予約

電話でご予約ください。電話番号:048-421-4114


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