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所在地:美女木4-8-3
テントの新規製造から施工、リフォームまで一気通貫で手掛ける。低価格で迅速な対応、高品質を強みとする。大型のテント倉庫から、軒先に取り付ける日除け(ひさし)まで、幅広く対応。世界トップクラスのシェアを持つ膜構造メーカーである太陽工業の子会社。1972年創業、2001年に戸田市内に移転。
テントと膜のスペシャリストである株式会社太陽テント関東を取材しました。代表取締役の瀬尾 裕(せお ゆたか)さんは「テントなどの膜を使った構造物を中心に、設計から製造、現場での施工までワンストップで行います」と話します。この分野で世界的なシェアを誇り、埼玉スタジアム2002の膜屋根も手掛けた太陽工業株式会社の子会社に当たります。
太陽テント関東は、遊園地のテントやプールサイドの日除けなど、中規模のテントを得意とします。北戸田駅西口に整備されたばかりの駅前交流広場には、太陽工業と連携して通路を覆う屋根を設置しました。高機能な素材も扱います。雨で汚れが流れ落ちるセルフクリーニング機能を持つ膜を使用することで長く美観を保ったり、光を通すことで日中の照明の使用を減らしたりできます。高品質を実現するため、強度などを確かめる試験室を持つほか、国家資格である一級技能士が5人います。

社内の試験室
太陽テント関東が都内から戸田市に移転して約25年が経ちます。東京へのアクセスがよいだけでなく、美女木ジャンクションが近く、関東一帯で事業を展開する同社にとっては「どこに行くにも非常に便利」(瀬尾さん)。テントをつくるには、骨組みとなる金属の加工や、布地への印刷などさまざまな工程があります。「近くに仕事を手伝ってもらえる仲間が増えてきました」とのこと。
今後の抱負について瀬尾さんは「地域に根差した仕事をやっていこうと目標に掲げています」と語ります。お世話になった地域へ恩返しがしたいと、地域に密着したものづくりや施工を手掛けてきました。戸田ボートコースで大会が開催される際、ボートを置くための仮設のラックを組み立てる作業を担います。ほかにも地域からの依頼に柔軟に対応しているそうです。

多様な布地などの材料を使用し、高品質のテントを製造

テントの生地に穴をあけ、リング状の金具「ハトメ」を付ける体験をしました。ロープで引っ張っても膜が破れないよう補強し、長持ちさせるための大切な作業です。工具とハンマーを使う昔ながらの方法と、全自動の機会の両方を試しました。

「こういうものができるかと話をいただきまして…」。瀬尾さんが見せてくれたのは、相談を受けてつくった上戸田氷川神社ののぼり旗。近所の別の神社のテントをつくったことも。「できそうだったら、なんでもやる」チャレンジ精神を大事にしています。
取材を通して、大型で倉庫として使えるテントから身近な商業施設、そして駅前のロータリーの雨除けに至るまで、私たちの快適な暮らしが高い技術力で支えられているとよく分かりました。全国の公共施設や事業所で、地元の匠の技が生かされていることを大変心強く思います。世界的な企業の子会社が地元に目を向け、需要に応える製品づくりや施工をしていることを頼もしく感じました。
株式会社太陽テント関東さん、ご協力ありがとうございました!
