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市長の部屋

掲載日:2021年10月1日更新
戸田市長 菅原 文仁の写真

市制施行55周年の市長メッセージ

市民の皆様へ

戸田市は令和3年10月1日、市制施行55周年を迎えました。

昭和41年に誕生した本市は、交通の利便性が良く産業も活発な、水と緑に恵まれたまちとして発展してきました。当時の人口は5万5千人ほどでしたが、JR埼京線の開通などを機に人口が増加し、現在では14万人を超える都市となりました。また、皆様と共に様々な地域課題の解決を続け、平均年齢が県内1若い、活気あふれるまちとなりました。今日の戸田を築いていただきました市民の皆様、戸田の発展にご尽力いただきました全ての方々に深く感謝申し上げます。

昨今、新型コロナウイルス感染症により、市民の皆様におかれましては、多くの不安や緊張感の中での毎日をお過ごしのことと思います。このような状況において、市民の様々な声や思いを受けとめ、皆様が安心・安全にお過ごしいただけるよう、感染症予防対策と経済活性化・生活支援対策を実施してまいりました。

感染症予防対策としては、市独自の「新しい生活様式導入ガイド」の全戸配布やセミナーの動画配信等を行うとともに、予防対策の切り札であるワクチン接種については、1回目接種者が接種対象者の70パーセントを超え、大きな混乱もなく概ね順調に進んでおります。

また、経済活性化・生活支援対策としては、昨年からの「戸田市新型コロナ対応緊急支援パッケージ」を実施するとともに、年内には市民の皆様へ5,000円分の戸田市地域くらし応援券を配布する予定です。

さて、時代は今、大きな変革期を迎えています。新型コロナウイルスの感染拡大や自然災害の激甚化、少子高齢化など、これまでに私たちが経験したことのない事態に直面しています。このような変化の激しい時代においてこそ、未来に向けたまちづくりの指針を明確にし、誰一人取り残すことなく、誰もがその人らしく安心して住み続けられるまちづくりが求められます。そこで、今年の4月から、今後10年間のまちづくりの指針となる「戸田市第5次総合振興計画」をスタートさせました。そして、本市が目指す将来都市像を「『このまちで良かった』みんな輝く 未来共創のまち とだ」と定めました。本計画を着実に進め、皆様と知恵と力を出し合い、本市の新しい価値や魅力を共に創り出すことで、持続可能なまちを次の世代につないでいきましょう。

今は、コロナ禍により、先の見えない状況が続いています。しかし、どんなに長いトンネルでも、その先には明るい「出口」が待っています。私は、今後訪れるであろう「ウィズコロナ・アフターコロナ」の新時代に向け、14万市民のかじ取り役として、これからも対話・正直・全力の基本姿勢で活力ある行政運営を進めてまいります。市民の皆様におかれましては、本市が、これから先も発展を続けていくことができるよう、変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

令和3年(2021年)10月1日

戸田市長 菅原 文仁


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