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造血幹細胞移植後の予防接種打ち直しについて

掲載日:2020年2月18日更新

投稿内容

我が家の子どもは1歳児検診で異常が見つかり、白血病の治療を行いました。治療の一環で1歳までの予防接種で受けていた免疫が無くなり、一から予防接種の打ち直しが必要になりました。
その際の費用は全額自己負担となり、10万円を超える自己負担を負いました。
都内の一部では、このような理由での予防接種打ち直しは、行政が援助してくれるところもあるようです。
戸田市では今までにない例かもしれませんが、このようなやむを得ない打ち直しの場合公費で補助をしていただくことはできないでしょうか。
(2020年1月)

回答

予防接種法では、長期にわたり療養を必要とする疾病にかかるなどの特別な事情で、やむを得ず定期の対象年齢及び期間に予防接種が受けられなかった場合に、特例措置として、予防接種を公費で受けることができます。しかし、定期予防接種で獲得した免疫が失われ、再接種が必要となった場合は現行のルールでは対象となっておりません。また、任意予防接種では健康被害が発生した場合の補償において、定期予防接種と大きな差があります。
このため、戸田市においても、予防接種法に基づく定期予防接種を実施しております。
現在、厚生労働省において、医療行為により免疫を消失された方に対する再接種について、定期予防接種化を含めた議論が進められています。本市もこうした国の動向を注視したいと考えております。
(2020年1月)

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