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糖尿病性腎症重症化予防対策について

更新日:2025年4月7日更新

糖尿病性腎症重症化予防対策

糖尿病患者の状況

埼玉県内の糖尿病患者は約38万4千人(厚生労働省、令和4年国民生活基礎調査)と推計されています。食生活の欧米化に伴うカロリー摂取量の増加や、パソコンおよび車の普及による運動不足などが重なり、食事と運動のバランスが崩れていることが、この増加の一因と考えられます。

糖尿病の恐ろしさ

糖尿病は初期段階では自覚症状が現れない場合が多く、適切な治療を受けるとともに、食事や運動などの生活習慣を改善しなければ、気付かないうちに重症化する可能性があります。そして、糖尿病の恐ろしさは重症化して合併症を発症することです。その中でも腎臓の機能が低下する糖尿病性腎症は、進行すると人工透析治療が必要になる場合があります。

人工透析治療とは、腎臓機能が著しく低下した際に、腎臓の代わりに体の中に溜まった余分な水分や尿毒素などを体外へと排出する治療法です。

具体的には、血液透析と腹膜透析の2種類があり、血液透析は主に透析施設で行われ、週に3日、1回あたり約4時間が標準的な治療時間とされています。この長時間の治療は、患者さんの日常生活に負担となることもあります。
さらに、人工透析治療に要する医療費は、一人当たり年間約500万円とされており、この費用は社会全体で負担する仕組みになっています。

糖尿病性腎症への対策

糖尿病性腎症については、医療機関での治療と併せて、生活習慣(食事、運動など)の見直しを行うことで、病状の維持や一定程度の改善が期待できる病気です。

戸田市では、特定健診やレセプト(診療報酬明細書)のデータを活用して、糖尿病が重症化するリスクが高い方を対象に、次の取組を実施しています。

  1. 糖尿病治療を受けていない方、中断されている方に対して、医療機関への受診の呼びかけ(受診勧奨)
  2. 糖尿病治療のために通院されている方で生活習慣の見直しが必要な方に対して、生活習慣改善のための支援の実施(保健指導)
  3. 保健指導が修了した方に対する継続的な病状の確認及び自己管理維持のための支援の実施(継続支援)

こうした取組を通じて、人工透析への移行の防止を図り、健康寿命の延伸と医療費の増加抑制を目指していきます。 

取組の結果

  1. 令和6年度受診勧奨の結果 [PDFファイル/1.91MB]
  2. 令和6年度保健指導・継続支援の結果 [PDFファイル/4.09MB]

取組の結果等の内容につきまして、委託事業者に対するお問い合わせはお控えください。

 

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