第9期戸田市高齢者福祉計画・介護保険事業計画
1.計画策定の背景
第8期計画では、団塊の世代が75歳以上となる2025年(令和7年)を見据え、「介護予防・日常生活支援総合事業の推進」、「生活支援サービスの推進」、「認知症施策の推進」、「在宅医療・介護の連携推進」、「地域包括支援センターの機能強化」の5つの施策を重点的事項として「地域包括ケアシステム」の深化・推進に取り組んできました。
今後も、高齢者の抱える多様な課題やニーズに対応していくため、医療・介護の連携強化、高齢者の健康づくりや生きがいづくり、地域住民や多様な主体による取組を促進し「地域包括ケアシステム」をより深化・推進していくことが重要となります。
この『戸田市地域包括ケア計画(第9期戸田市高齢者福祉計画・介護保険事業計画)』では、計画期間中に、団塊の世代が75歳以上となる2025年(令和7年)を迎えることとなりますが、今後見込まれる人口構造の変化に対応し、高齢者の生活を支える介護保険サービスを提供するため計画を策定します。
2.計画の性格
高齢者福祉計画
すべての高齢者を対象とした健康づくり、生きがいづくり、日常生活支援、福祉水準の向上など、高齢者に係る福祉施策全般を範囲とする計画
介護保険事業計画
65歳以上の要介護等認定者(40歳から64歳までにおける老化が原因とされる特定疾病者含む。)ができる限り住み慣れた家庭や地域で、自立した生活を送れるよう、必要となるサービスに関する整備目標等を取りまとめた計画
3.計画の期間
第9期となる本計画は、高齢者人口がピークを迎える2040年(令和22年)を見据えた中長期的な視点を持ち、これまで進めてきた地域包括ケアシステムの5つの施策のさらなる充実と深化を図っていきます。
心ゆたかな社会とは、市民一人ひとりが高齢であっても、障がいがあっても、お互いの人権を尊重しあい、ひとしく健やかで、生きている実感を喜びを持って享受できる社会であり、すべての人が生活者として住み続けられる地域社会でなくてはなりません。
戸田市がめざす高齢社会像を「すみつづけたいまち戸田~ともに生きる地域社会をめざして~」とし、市民・団体、事業者等と連携・協働して実現に努めます。
4.基本理念
いつでも・どこでも・だれでも
- いきいきと暮らす
- すこやかに暮らす
- 安心して暮らす
5.基本方針
基本目標
基本目標1 地域における高齢者の支援体制づくり
基本目標2 介護保険をはじめとしたサービス基盤の整備
基本目標3 生きがいをもち安心して暮らせる地域づくり
第9期戸田市高齢者福祉計画・介護保険事業計画
計画の詳細な内容は、以下のダウンロードファイルをご参照ください。
第9期戸田市高齢者福祉計画・介護保険事業計画 [PDFファイル/9.25MB]
第9期戸田市高齢者福祉計画・介護保険事業計画(概要版) [PDFファイル/5.79MB]
地域包括ケア「見える化」システムを用いた戸田市の介護保険事業の特徴について
地域包括ケア「見える化」システムは、都道府県・市町村における介護保険事業(支援)計画等の策定・実行を総合的に支援するための情報システムです。
この地域包括ケア「見える化」システムを活用し、本市の介護保険事業の特徴等を分析しましたので、これを公開いたします。
分析結果につきましては、以下の添付ファイルをご確認ください。
第9期介護保険事業(支援)計画に記載した「自立支援、介護予防又は重度化防止及び介護給付の適正化に関する取組と目標」の報告
埼玉県への報告内容につきましては、以下のPDFファイルにてご確認ください。

