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めるまが61(2016年3月10日配信)

掲載日:2016年5月24日更新

~今月の目次~
(1)政策形成アドバイザーの徒然
(2)戸田市政策研究所の活動紹介
(3)戸田市政策研究所研究員の徒然
(4)戸田ゼミの取り組み

(1)政策形成アドバイザーの徒然

地方創生×シティプロモーション=?
今年度のめるまがは、人口減少の対応や地方創生の観点から、私が思うままに記してきました。勝手に思うのではなく、私が現場に行き感じ、自宅で机の前で調べた結果、得られた知見を書いてきました。何かしら参考になれば幸いです。今年度の最後は、私が戸田市政策研究所の発足と同時に取り組んでいるシティプロモーションを言及します。人口を増やすため自然増も社会増も、地方創生も「シティプロモーション」という考えが重要です。
シティプロモーションは様々な定義があります。立場により定義は異なるため、いろいろあってよいと思います。私は端的に「都市・地域の売り込み」と定義しており、「選んでもらうための活動」と捉えています。経営(学)ではプロモーションとは「販売促進」と使われています。販売促進して選んでもらうためには1.「何」を2.「誰」にという観点が重要です。そして誰は3.どのような「情報接触手段」があるかを考えることです。
たとえば自然増の実現のため自治体は様々な事業を取り組んでいます。その事業が上記の「何」になります。その事業の対象者(「誰」にです)が明確になっているでしょうか。「子育て世帯」はダメな回答です。最低でも「夫婦共働きの子育て世帯で世帯年収が600万円くらい。地方から出てきて3年目の夫婦であり、ようやく地域コミュニティにも慣れてきた。現在妻は産休中で・・・(以下略)」と、具体的に「誰」をイメージする必要があります。
誰を考えることは、社会増の実現にも必要です。むしろ自治体が実施している全事業に「誰を明確にすること」が求められます。誰が明確になったら、その誰がどのような手段で情報に接触しているかを考え、戦略的に情報を流していくことです。戦略的というのは「しっかり情報が届くようにする」ということです。この考えはシティプロモーションの一部になります。地方創生を成功させるには、シティプロモーションが必要不可欠です。
(政策形成アドバイザー 牧瀬 稔)

(2)戸田市政策研究所の活動紹介

「戸田市政策研究所シンポジウム」のご案内
戸田市政策研究所では、2016年3月22日午後1時30分から「戸田市政策研究所シンポジウム~政策開発の手法と実践2016~」を開催します。
第1部では、法政大学地域研究センターとの共同研究『「新しいまち」に向けた創造性の検証』の研究結果を報告します。同研究では、戸田市における企業間のネットワークづくり、職住近接やコミュニティの状態等を調査しており、10年・20年後を見据えた「創造都市」としての可能性について報告する予定です。
また、第2部ではワークショップとして、参加者も一緒に考える場とします。戸田市では、まちの魅力を市内外に発信するシティセールス(シティプロモーション)を推進しており、その手順書として「戸田市シティセールス戦略」を活用してきました。今年度は、同戦略の改訂作業を行っており、来年度からは新たな5年間の戦略として取り組んでいく予定です。この機会に、参加者と一緒にまちの魅力を向上するためには何が必要かを考えていきます。
なお、詳細は政策研究所ホームページに掲載していますので、参加をご希望の方は、お気軽にご連絡ください。
【戸田市政策研究所ホームページ】
http://www.city.toda.saitama.jp/soshiki/111/hisyo-symposium.html
(研究員 長谷川 昌之)

(3)戸田市政策研究所研究員の徒然

スギ花粉がピークを迎えています。連日くしゃみと鼻水に悩まされ、デスクに置いている箱ティッシュもすぐになくなってしまいます。皆さんは花粉対策をしっかりとしていますか。
薬には頼るまいと、何となく花粉症の飲み薬等を服用せず、今季を過ごしてきた私。しかし、症状が一向に治まらず、呼吸困難で夜の睡眠も妨げられてきたため、ついに耳鼻科に行き点鼻薬を処方してもらいました。夜寝る前にさっそく薬を鼻孔に垂らす。
なんということでしょう。あれほど寝苦しかった夜がこうも改善され、安眠をもたらしてくれるとは。今まで意地を張って、耳鼻科に行かなかったことを少し後悔しました。
さて、スギ花粉のピークが下り坂となればいよいよ本格的な春の到来。暖かい日も徐々に増え、外で身体を動かしたくなってきます。冬の間に蓄えた脂肪を燃焼せねばという義務感も半分、まずはランニングから始めようと思う。1年6カ月前に買ったランニングシューズはまだ3回程度しか履いていない。ピカピカですね。今年の春こそ、靴底が擦り減るくらい走って体力をつけたい。
そして、何といっても今年は「戸田市市制施行50周年」。この記
念すべき節目となる年を皆さんと一緒に盛り上げていくぞ!という気持ちで、今年一年を全力で走り抜けます!
(研究員 柄澤 映)

(4)戸田ゼミの取り組み

第10回(最終回2月22日)の報告
第10回は、2015年度の戸田ゼミ最終回ということで、政策研究所長にゼミ生3グループからの研究発表を行いました。発表後、政策形成アドバイザーの牧瀬先生から、研究に際してのデータ収集や、アウトプット・アウトカムの重要性などを含めた講評をいただき、会の最後には政策研究所長から総評をいただきました。
所長からは、「研究成果も大変素晴らしいが、調査やグループワークなどの研究過程をより大事にしてほしい」というメッセージをいただき、自主的に勉強する若手職員に期待を寄せられました。
来年度も、職員の政策研究能力向上のため有志職員と共に試行錯誤を重ねてまいります。今度とも戸田ゼミをよろしくお願いいたします。
(研究員 川田 哲朗)

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