このコーナーでは、市内で元気に生き生き活動しているシニア世代の方々を紹介します。
取材先 戸田市シルバー人材センター 囲碁・将棋の会
22人のメンバーで構成され、月2回シルバー人材センターで活動している。
今回は、「囲碁・将棋の会」の活動にお邪魔しました。
囲碁・将棋の醍醐味は「相手の手筋を読むこと」と室屋（むろや）会長。「前頭葉を使って思考力が鍛えられ、認知症防止にぴったり」と笑いながら語ります。中内（なかうち）前会長は、実力がさまざまな人同士の対局を“愛情”と例えていました。ハンデを付けて拮抗する試合展開に持っていくのも、なかなか勝てない方に勝たせてあげるのも、全て“愛情”ゆえ。人に喜んでほしいと思いながら活動している姿に、この会から感じられるあたたかさの「答え」を見つけたような気がしました。
インタビュー後には対局の様子を見学しました。参加者が奇数になると、試合に入れない方が出てきますが、そんな時に耳に入ったのが「名人戦でも見ようか！」との一声。笑顔で試合の様子を見学する思いやりの姿にも“愛情”が感じられました。“愛情”が「囲碁・将棋の会」の柱になっていることがよく伝わる取材となりました。
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