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広報戸田市 2023年3月号

市長が市内のさまざまな場所を取材し、紹介するコーナーです。
市長が全力で市内を巡り、皆さんの声を聴き、キラリと輝く戸田の宝を発掘します。

第27回 今回伺ったのは 戸田フーズ株式会社

創業30年、商品開発から製造まで手掛けるデイリーメーカー

いつでもどこでも手軽に買えて便利な、コンビニのおにぎりやお弁当。その商品をつくっている工場が、戸田にあることをご存じでしたか? 今回市長が取材したのは、ファミリーマートのお弁当などの製造を手掛ける、戸田フーズ株式会社。まずは商品づくりについて、社長のしば なおひこさんにお話を伺いました。戸田フーズでは製造だけでなく、商品開発も行い、自社で開発したものがヒット商品になることも。人気商品の「和風ツナマヨネーズ」、「鮭はらみ」、「SPAMむすび」はなんと全て戸田フーズで開発したものだそう! 「コンビニは週1回、毎週火曜日に新商品が入れ替わります。世の中のトレンドや皆さまのニーズを反映しながら、心からおいしいと言ってもらえる商品づくりを行っています」と、柴田さんは誇らしげに語ってくれました。

工場に潜入してお弁当づくりを体験!

皆さんと同じ制服に着替え、徹底した衛生チェックをしておにぎりやお寿司、お弁当などの米飯を専門につくっている工場内を見学しました。工場のラインを見学する中で一番驚いたのは、想像以上に手作業でつくられていたこと。今回は特別に、お弁当のトッピング作業を体験させていただきました。慣れた手つきで素早く丁寧に作業をするスタッフに並び、皆さんと息を合わせながら流れてくるお弁当におかずを乗せて行きます。工場長のあおいけ やすあきさんは、「一部機械化はしていますが、盛りつけなどの細かい作業はやはり人の手でつくるものには敵わない。お客さまに笑顔で食べていただくために、丁寧につくっているんですよ」と話します。コンビニの棚に並ぶ商品の裏には、さまざまな人々の努力や食べる人への思いやりが込められているのだと改めて気づかされました。

取材を終えて市長は

私たちの生活に身近なコンビニの商品が、地元・戸田でつくられていることを誇りに思います。最近のコンビニの進化はすさまじく、次々と新商品が出されて、飽きることなくお手頃価格でおいしいお弁当が買えるけれど、その裏にはこうした企業努力や働いている方の想いが隠されていたことを知ることができ、貴重な体験となりました。