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広報戸田市 2022年9月号

市長が市内のさまざまな場所を取材し、紹介するコーナーです。市長が全力で市内を巡り、皆さんの声を聴き、キラリと輝く戸田の宝を発掘します。

第24回 有限会社ロングレンジ

「ボートのまち とだ」で創業25年!

 2年ぶりの「まち取材」で訪れたのは、戸田ボートコースから歩いて5分のところに店舗を構える、有限会社ロングレンジ。1995年に設立し、全国有数のボート競技用品専門店としてボート初心者から上級者まで多くの競技者の声に寄り添ってきました。製品をつくる時には、「常に選手ファーストを心掛けている」というオーナーの西島さん。自身も家族もボート競技経験者であることから、選手が競技中にストレスを感じないようなからだの動きに合わせたボートウェアの制作など、大手にはない最大限選手に寄り添う経営を続けています。

戸田に行けば力になってくれる!「ボートの何でも屋さん」

 競技に関わる用具の販売のみならず、厳しい練習のご褒美になればと全国大会限定の記念Tシャツやポーチなどの制作も行うロングレンジ。大学艇庫の学生やお客さんの要望を聞くだけでなく、競技や私生活の相談に乗ったり、適切なアドバイスをしたりと、欠かせない存在となっています。新型コロナが流行し、マスクの入手が困難になった際には、お客さんの要望でボートウェアの生地を使った、呼吸しやすく、デザイン性あふれる布マスクを販売。戸田のハーモナイズドマークの入った布マスクは市長も愛用し、「戸田のオリジナルブランドをつくっているロングレンジさんを見て、元気をもらいました」と、逆境をチャンスに変えて、地域の方々とのコミュニティーを育むロングレンジの魅力を再認識していました。

取材を終えて市長は

5つのミシンを使い分け、すべての行程を手作業で縫製しているところを見せていただきました。僕もずっとマスクを愛用していますが、縫製がしっかりしていて、何回洗っても、大丈夫です。耐久性の良さの秘密は、この細かな手作業にあることが分かりました。