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トップページ > 広報戸田市 > 2022年広報戸田市 > 広報戸田市 2022年4月号 トップ > 特集 > 「ボートのまち戸田」の魅力を徹底解明!
広報戸田市 2022年4月号

戸田といえば、ボートのまち! ですが、「ボートはやったことがないから分からない」、「ボートコースって自由に行っていいの?」など、知らないことも多いのでは?

そんな皆さんもこのページを読んだあとに、歩いて、観戦して、体験したら、きっとボートコースの魅力に気づくはずです!

ボートの聖地! 「戸田ボートコース」ってこんなところ

大学・実業団チームの練習拠点や競技会場として活用され、ボートの聖地としても全国的に知られている「戸田ボートコース」。全長約2.4km、日本唯一の人工的につくられた静水ボートコースで、水辺のオアシスとして市民の憩いの場にもなっています。

1964年の東京オリンピックのボート競技会場だった!

戸田ボートコースの歴史は古く、戦争により幻のオリンピックとなった1940年の東京オリンピックのためにつくられたのが始まりです。その後コースが再整備され、1964年の東京オリンピックのボート競技会場として使われました。ボートコース沿いには、ボート競技場で実際に使用された聖火台(国立競技場の2/3の大きさ)が今でも当時のまま残されています。

知ってた!? 戸田ボート豆知識

市役所2階のロビーに展示されているボートは、1964年東京オリンピックのボート競技で、エイト種目として出場した日本代表のボートです。

探してみよう!

戸田公園駅周辺には、ボートやオールをモチーフとしたオブジェなどがたくさん! 市内のあちこちで、「ボートのまち」を感じることができます

戸田ボートコース 3つの楽しみ方

  1. 歩いてみよう 開放感抜群の水辺でリフレッシュ!

    コースの南側は遊歩道になっていて、散歩やジョギング、サイクリングができます。水上を滑るように進むボートを眺めながらのんびりと流れる時間が心地よく、市内でも穴場の絶好の癒しスポット。戸田公園の四季折々の自然を楽しみながら、気分も軽やかにリフレッシュできます

  2. 観戦してみよう 見どころは、スピード感とチームワーク!

    ボート競技は「究極のチームスポーツ」とも言われ、2人以上の種目では一糸乱れぬ巧みなオールさばきが見どころです。最高時速20km超の速さで水上のコースを駆け抜けるスピード感は圧巻!

    戸田ボートコースでは5 ~ 10月にかけて多くの大会が開催されます。一流選手たちの白熱したレースを生で観戦してみてください!

  3. 体験してみよう 初心者でもOK! ボート教室を開催

    初心者向けのボートを使ってボート競技の楽しさを体験できます。市では「ボート体験教室」や「親子ボート教室」を開催しており、日常では味わえない水上の世界を楽しめます。

    (注釈)2022年のボート教室について詳しくは広報紙などで紹介予定

    エルゴメーター体験もできるよ!

    コース沿いにある管理棟では、ボート競技の代表的なトレーニングマシーン「エルゴメーター」でボートをこぐ動きが体験できます。

教えて! ボート競技

水上の直線コースでオールを使ってボートをこぎ、順位を競うスポーツです。進行方向に背を向けて進むのが特徴。オールの持ち方や漕手の数、舵手の有無によって10種類の競技が定められています。中でも「ボートの華」と呼ばれるのが、8人でこぐ「エイト」。全長17mのボートで、8人のオールと気持ちを一つにして進む「ユニフォーミティ」が勝利へのカギです。

ボートの魅力を聞きました!

  • 戸田市在住 NTT東日本所属 東京2020オリンピック日本代表(シングルスカル 11位)荒川 龍太 選手

    ボートの魅力は、風を切って水上を進む、非日常的な爽快感と、仲間と一緒にこぐ楽しさです。私がボートを始めたきっかけは、大学入学後に、ボートなら「日本一」を目指せるよという勧誘を受けたことでした。うまくこげた時の、水の上を翔んでいるかのような感覚を得られることが、競技の一番のやりがいです。
    戸田ボートコースは、ボートをこぐ環境として素晴らしいだけでなく、多くの大会が行われたり、たくさんの団体が活動拠点にしていたりと、名実ともに日本ボート界の「聖地」だと思います。

  • 埼玉県ボート協会 副会長兼理事長 和田 卓 さん

    ボートは見た目は優雅で美しいですが、実は上半身だけでなく膝を曲げたり伸ばしたりしながら全身を使って2,000mこぎ切る、すごくハードでストイックな競技です。一方で、大学から始めても日本一やオリンピック出場を狙える競技でもあります。ぜひとだっ子の皆さんにも挑戦してもらいたいですね。
    戸田ボートコースは国際大会も行われる、世界的にも有名な場所です。海外のボート競技者と話していて、「戸田」という地名から会話が広がった時は、誇らしい気持ちになると同時に、ボートで世界とつながれることを実感しました。
    よりボートを身近に感じたいなら、どこかのチームのファンになるのがおすすめです。練習や大会を見たり、一流選手たちと交流してみるのも面白いですよ。


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