多くの人が利用する建物などの火災による被害を防止するため、次の建物では「防火管理者」を定める必要があります。
「防火管理」とは？
火災の発生を未然に防止し、万一火災が発生した場合でも、その被害を最小限にとどめるため、必要な対策を立て、実行することです。「自らの生命、身体、財産は自らが守る」、これが防火管理の原則です。
- 従業員などを含む収容人員が10人以上の 老人ホーム・障害児入所施設など
- 従業員などを含む30人以上の人が出入りする劇場・百貨店・旅館・飲食店・病院・集会場など
- 50人以上の人が勤務または居住する事務所・工場・共同住宅など
防火管理ができていないと...
2001年9月に東京都新宿区で発生した雑居ビル火災では、適切な防火管理がされていなかったため44人の尊い命が奪われてしまいました。日頃の点検や管理を怠ると、逃げ遅れや初期消火の失敗につながる恐れがあります
- 避難経路に荷物を置いていた場合、逃げ遅れることがあります。
- 点検を怠っていたため、消火器が故障して使えなかった場合、初期消火失敗となります。
甲種防火管理新規講習
今回実施する講習は、 防火管理者になるために必要な講習です。新しく防火管理者になる予定のある方は、お申し込みください。
とき
2022年2月9日（水曜日）・10日（木曜日）、午前10時～午後4時（全2回）
ところ
消防本部（大字新曽1875番地の1）
対象・定員
市内在住・在勤者、27人
（注釈）定員になり次第締め切り
受講料
一般4,500円（戸田市防火安全協会会員は、4,000円）
申込
2022年1月7日（金曜日）～21日（金曜日）午前9時～午後4時30分に、受講料、写真2枚（35mm×25mm）を消防本部5階予防課まで持参
（注釈）土・日曜日、祝日は除く。電話申込不可。申込書は市ホームページから取得可