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広報戸田市 2022年1月号

自分のため・地域のために学び直しを始めませんか「戸田市版 リカレント教育」人生100年時代。学歴ではなく、学習歴を更新し続ける社会へ。

市では、2021年3月に「戸田市版リカレント教育の方針」を策定しました。令和2年度に実施した「生涯学習に関する市民意識調査」の分析結果を踏まえ、特に若い世代や学び直したい世代に向けて「戸田市版リカレント教育」を推進していきます

リカレント教育とは?

リカレント教育(学び直し)とは、学校教育を終えた後も、それぞれが必要なタイミングで学び直すことができ、必要な能力を生涯にわたり、磨き続けることができる教育システムです。

リカレント教育では、学校教育とはまた違った、社会に出た大人ならではの学びを実現することができます。

新たな知識やスキルを学ぶだけではなく、興味のある分野について深く学ぶこともでき、自らが求める学び方で学習を進めることができます。

リカレント教育を通して学び、それを地域社会や家庭、自分自身に還元していくことで学びの好循環が生まれます。戸田市では、この循環を支える仕組みづくりを進めています。

生涯学習に関する市民意識調査を行いました!

学習活動をしている人は、年々減少。その理由は「忙しさ」と「きっかけのなさ」

市民の生涯学習に関する考えを明らかにするため、令和2年に市民意識調査を実施しました。調査結果では、学習活動をしている人は40.5%で、年々減少傾向にあり、学習ができない理由として「仕事や家事の忙しさ」や「きっかけのなさ」があることが分かりました。このことから、学習時間を割くことが難しい市民に向けて、働きながら学べる環境を整える必要があります。

学習活動をしなかった理由(上位3つ)

  1. きっかけがない
  2. 仕事や家事が忙しい
  3. お金がかかる

20〜30代の若い女性ほど、学び直しへの意欲が高い

「新たに学び直したいことがある」という市民の割合は、20~30代の女性で特に高くなっています。また、特に力を入れて学びたいこととして、仕事のキャリアアップにつながるものについてニーズが高いことがわかりました。

特に力を入れて学びたいこと

  1. 職業上必要な知識・技能に関すること
  2. 趣味に関すること
  3. 体力づくり・スポーツ

出典:戸田市生涯学習に関する市民意識調査報告書(2020)

リカレント教育推進に向けた学びのコンテンツ

仕事や家事に忙しい日々の中でも、学習を始められるきっかけづくり

「働きながら学び続ける」を可能にする仕組みづくり

講座のオンライン配信や、市公式YouTubeでのオンデマンド配信を実施し、時間や場所を選ばず学べる環境を整えています。

大学との連携による講座の実施

大学と連携し、最先端の高度な学術研究に触れる機会を提供しています。

連携大学

青山学院大学、埼玉大学、岐阜女子大学

女性の学び直しへのニーズに応える

女性の就職・起業に関する学習支援に関する講座を実施しています。

学びを深める! 戸田市民大学

開講12年目を迎えた戸田市民大学では、「大学連携コース」をはじめ、「地域の学びコース」、「パソコン・タブレット活用コース」など6つのコースから年間約60種の講座を開催しています。市民大学を活用し、「学び直し」を始めてみませんか。

現代課題講「人生100年時代の自分らしいキャリアを考える」

人生100年時代の到来は、生き方、働き方などライフスタイルを大きく変えようとしています。経済状況や健康状態、さまざまなライフステージを踏まえながら、自律的に人生を設計するためのヒントを学びます。

とき

2022年3月12日(土曜日)、午後2時10分~3時40分

ところ

文化会館 304会議室

講師

学校法人杏林学園事務局副部長 米津 哲也さん(キャリアコンサルタント)

申込

2022年2月4日(金曜日)午前8時30分~

ほかにもさまざまな講座を実施しています。詳しくは「講座・教室」をご覧ください。

私も「学び直し」に取り組んでいます!

  • 5年程前から市民大学を受講しています。仕事を退職し、社会との接点や、触れる情報量が少なくなった今だからこそ、大学連携講座をはじめとした講座を受講することで、さまざまな情報収集をしています。これからは、地域の環境問題や防災、新しい技術に関することなど、将来の展望に関することを学びたいです。(いそいわおさん、70代・市内在住)
  • 市民大学講座に今回初めて申し込みました。育児家事、仕事に忙殺される中で、(中略)動画でゆっくり聴講できるのはとてもありがたいです。(2021年度青山学院大学連携講座・オンライン受講者アンケートより 40代女性)
  • オンライン開催と知った時、これなら参加できる!とすぐに申し込みました。オンラインだと参加のハードルがだいぶ下がると思います。(2020年度生涯学習サポーター養成講座・オンライン受講者アンケートより 20代女性)

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