「大好きな地域のために」林 源 太 郎 さん（80歳 笹目）
1960年、林源太郎さんが戸田市に引っ越してきたころは、まだ辺り一面に野原が広がり、夏には所々でカエルが鳴いていたそうです。
林さんは、地域のために尽力したいという思いから、民生委員を33年間勤め、地域の方との交流を深めてきました。普段の仕事をしながら、民生委員として地域で福祉のことでお困りの方がいれば、すぐに現場へ駆け付け、市役所へ連絡をするなど、人一倍地域を大切にしてきました。そうした活動が国から表彰され、仕事への活力に繋がり、日々の生活の中心になっていったそうです。
町会では役員を務め、地域の子どもたちの安心・安全のため、「見守り隊員」を立ち上げ、長きにわたり、子どもたちを見守ってきました。
民生委員や町会の仕事から離れた現在は、健康維持のため「1日1万歩」を目標に、15年間継続して市内をウォーキングしています。
「充実した日々を過ごしたい」と語る林さんの周りには、その魅力的な人柄に惹かれた仲間が集まっています。朗らかな笑顔と気さくで明るい性格で周囲の方々を癒してくれる素敵な方でした。