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広報戸田市 2021年7月号

すでに蒸し暑い日は多くなっており、“新しい生活様式〞により、マスク着用による熱中症のリスク上昇が懸念されています。のどは渇いていなくても、1時間毎にコップ1杯の水分補給をしましょう。また、室内での生活時間も増えていると思いますが、高齢者の熱中症は半数以上が室内で発生し、熱中症死亡者の約8割が高齢者です。年を取ると暑さやのどの渇きに対する感覚も鈍くなるため、注意が必要です。エアコンを使用するのはもちろんですが、一般的なエアコンは室内空気を循環させるだけで、換気は行えていません。エアコンを使用しながら、窓など2か所を開け、さらに扇風機を併用することをお勧めします。

最後に、気温だけでなく、湿度、日射・輻ふく射しゃ熱ねつなど周辺の熱環境を考慮した暑さ指数(WBGT)が、熱中症のリスクを反映しているとされ、厚生労働省からは職場環境の暑さ指数の周知・啓発が行われています。熱中症予防サイト(環境省)からも全国の指数が確認できますので、ご参照ください。


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