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広報戸田市 2021年5月号

「ボランティア活動で得たもの」うめざわリイさん(82歳 喜沢南)

 市制施行と同時に戸田に住み始めた梅澤さんは、民生委員や市食生活改善推進員などを歴任し、ボランティア活動も長年続けています。家族全員で市制施行50周年式典に出席したことがとても思い出に残っており、「自分が戸田市民なのだと実感した」とそのときの気持ちを感慨深げに話してくれました。

 店舗改装などを扱う会社の経営やマンションの管理人などの仕事を通じて人の役に立つことの面白さに気付き、今も続けているボランティア活動を楽しみながら精力的に行っています。年に1回ボランティアメンバーと開催しているバザーでは、着物などをリメイクして販売し、売上金は開催場所である老人ホームに寄附しています。

「人との繋がりや、人の役に立つ充実感は、かけがえのないものです。自分のためにボランティアをやってみて」とメッセージをくれた梅澤さん。ボランティア活動を通して人の役に立つことができる喜びやそこで育んだ仲間との繋がりを大切にして、充実した日々を過ごしています。