ページの先頭です。
トップページ > 広報戸田市 > 2020年広報戸田市 > 広報戸田市 2020年5月号 トップ > 特集 > 子育て応援特集 PART2 パパ・ママの心配ごとに専門家がとことんお答えします!
広報戸田市 2020年5月号

子育て応援特集 PART2 パパ・ママの心配ごとに専門家がとことんお答えします!

子育てをしていると誰もがぶつかる悩みや心配ごとに、市の保健師や相談員が、それぞれの悩みに寄り添ってお答えします。一人で抱え込まないで、困ったことは一緒に解決していきましょう。

Q.1 子育てにおいてイライラしてしまいます。

A イライラの原因はお子さんに対してのものだけではありません。パパ・ママ自身の寝不足、体の疲れや、時間がない、自分の思うようにできないなど、さまざまな原因が隠れています。子どもをとりまく家庭環境だけでなく、職場や交友関係を見直すことでイライラをコントロールできるかもしれません。

Q.2 おもちゃの片付けができるようになるにはどうしたらいいですか?

A 「まだ遊びたいのね」とお子さんの気持ちに共感したうえで、「次は〇〇をするから、おもちゃを片付けようね」とお子さんにやって欲しいことを伝え、自らやってみせましょう。最初はひとつ片付けるという目標からはじめ、「片付けできたね、ありがとう」と最後は褒めて終わりにしましょう。

Q.3 お友達に手が出てしまいます。

A 手を出してしまったときには、まずお子さんが抱えていた気持ちを代弁し、共感しましょう。お子さんは気持ちを分かってもらえたと安心します。そして、お子さんと一緒に「なんて言ったらよかったのかな」と場面を振り返り、その言葉をお友達に伝えられるように声掛けしてみましょう。

Q.4 ワンオペ育児がつらいです。夫が忙しく相談相手がいません。

A ママの負担が大きく、疲れやストレスを感じることも多いと思います。パパの多忙を気遣いつつ、ママの気持ちを伝えてみましょう。保育所の一時預かりやファミリーサポートを利用するなど、負担を減らし、1人の時間をつくって息抜きするのもよいでしょう。子育て相談ルームや子育て広場にはコーディネーターもいますので、ご相談ください。

Q.5 上の子の赤ちゃん返りにどう対応すればよいですか。

A パパ・ママへの愛情表現だと受け止めて、可能な限り甘えに応じてあげるほうが早く立ち直ることが多いです。上のお子さんとの時間をつくり、遊びながらスキンシップを取ってください。一緒に下のお子さんのお世話をしたり、あやしたりして、上のお子さんが上手にできたら褒めてあげましょう。

Q.6 周りの同じ月齢の子と比べて、発達が遅いのではないかと不安です。

A 子どもの成長にはかなり個人差があります。お子さんなりの成長・発達を見守ることが大切です。心配なときは、かかりつけの医師、福祉保健センター、登園している保育園・幼稚園の先生などにご相談ください。

Q.7 家族の中で、育児に対する考え方が違うため、困っています。

A 育った環境や価値観の違いにより、夫婦や世代間で子育ての方法や考え方が異なることがあると思います。普段から育児を話題に出して、共通の認識を築いていけるといいですね。乳幼児健診や子育て相談ルーム、子育て広場などに家族で一緒に参加することも、今の育児の現状を知り、意識を変えるきっかけになるかもしれません。

Q.8 自分の時間が取れないのがつらいです。

A 子育てにおいて、自分の時間をつくることは大切なことです。市では、保育園での一時保育や子育て広場での一時預かり、協力会員の自宅で子どもを預かる「とだファミリー・サポート・センター」など、一時的に子どもを預けることができるサービスが充実しています。自分の時間をつくり、リフレッシュして、楽しく子育てをしましょう。

Q.9 中学生になり、反抗期でとにかく言うことを聞きません。

A この時期は、自分の意志や考え方へのこだわりが強くなり、親からの自立を試みる時期です。体はもちろん、心もこれまでと大きく変化します。親としては心配ですが、成長過程のひとつと捉え、丁寧に話を聴き気持ちを和らげてあげましょう。過剰な反応は避け、意見や助けを求められるまでは、温かく見守ってみてはいかがでしょうか。