消防団は地域の有志の方々によって組織され、会社員や学生、主婦など本来の仕事や学業などを持ちながら、緊急時には消防署と連携して地域の安全を守っています。
消防団の活動
消防署だけでは対応できない火災や災害、人命の救助に出動するほか、火災予防の普及・啓発活動などを行っています。
主な活動と役割
基本団員
戸田市消防団には88人の基本団員がおり、7つの管轄ごとにそれぞれポンプ車を所有しています。災害時には消防本部と協力して、消火活動、救護活動、警戒活動、避難誘導などを行います。水防団も兼任していることから、昨年の台風第19号の際は河川の巡視なども実施しました。
機能別分団員
戸田市消防団には26人の機能別分団員がいます。ポンプ車は持たず、火災予防運動や消防フェアなど、消防関連の行事や市主催のイベントなどで啓発活動や消防団をPRする活動を行っています。また、市内小学校で実施している救命講習の補助活動も実施しています。
こんな活動をしています!
訓練・研修
実践的な技術習得のための訓練や、専門的な知識向上のための研修を行います。
イベント・広報活動
防災訓練や地域と連携したイベントなどで、火災予防のための広報活動を行います。
消防行事
日頃の訓練を披露する、消防行事を行います。
消防団の基本団員として活躍する方に話を聞きました!
稲内 圭さん
活動について
子どもの親の集まりで消防団の方と知り合ったのがきっかけで、自分も少しでも地域に貢献できればと思い、入団しました。普段は会社員をしていますが、火災などの災害時、消防本部からの出動要請があった場合は出動するほか、消防イベントなどにも参加しています。訓練は月に1~2回。放水訓練や救命講習など、消防士の皆さんに教わりながら行っています。私は昨年の4月に入団し、台風第19号の時が初出動でした。消防本部からの参集メールで管轄分団の詰所に集まり、避難準備の広報活動や管内の警戒活動にあたりました。
普段から心掛けていること
災害はいつ起こるか分からないので、普段から常にアンテナを張って、情報収集をするように心掛けています。また、家族はもちろん、周囲の方とも良好な関係を築いて、何かあった時に助け合える環境づくりを大切にしています。
地震などの大規模災害が発生した場合を想定して、炊き出し訓練を行っています。また、消防本部自体も被災する可能性があることから、消防士の後方支援も考慮して、エアーテント(宿営、傷病者一時待機場所)の設営訓練なども毎年行っています。
自分のまちは、自分で守る!消防団員募集中!
自分のできる範囲で活動できます
消防団は「自分たちのまちは自分たちで守る」という使命感のもと、地域防災活動のリーダーとして活躍しています。あなたが生まれたまち、暮らすまち、働くまちを守るため、消防団の活動に参加してみませんか。皆さんの参加をお待ちしています!
入団資格
市内在住・在勤している18歳以上の健康な方‼
処遇
年額報酬・出動手当・公務災害補償・被服の貸与など
(注釈)詳しくは市ホームページをご覧ください