とだっ子情報局では、小学生の子どもを持つお父さんやお母さんにイマドキの小学生の様子をお伝えします。
今回は、いよいよ小学校で必修化されるプログラミングについての調査結果をご紹介します。
小学生がプログラミング教育で学びたいことって一体なに?
子どもたちの「プログラミング」への興味が明らかに
男の子
n=600
1位 | ロボットや機械を動かしたい | 47.8パーセント |
2位 | ゲームをつくりたい | 39.3パーセント |
3位 | とくにやりたいことはない | 23.8パーセント |
4位 | 絵を動かしたい | 12.2パーセント |
5位 | ウェブサイトをつくりたい | 9.5パーセント |
女の子
n=600
1位 | 絵を動かしたい・とくにやりたいことはない | 31.2パーセント |
2位 | ロボットや機械を動かしたい | 22.8パーセント |
3位 | ゲームをつくりたい | 22.2パーセント |
4位 | 曲をつくりたい | 17.8パーセント |
5位 | ウェブサイトをつくりたい | 12.8パーセント |
出典:2018年9月調査「小学生白書シリーズ」学研教育総合研究所
男の子、女の子ではランキングに差が!
令和2年度から、小学校でプログラミング教育が必修化されます。このプログラミング教育で学びたいこととして、男の子はロボットや機械を動かしたり、ゲームをつくったりすることが人気なのに対し、女の子は絵を動かしたり、曲をつくったりすることがランクイン。男の子と女の子では「プログラミング」のイメージに少し違いがあるようです。一方、保護者が子どもに「どのレベルまでプログラミングを学んでほしいか」という調査では、1位プログラミングに興味を持つところまで(22.0パーセント)、2位プログラムを継続して学ぶところまで(21.7パーセント)という結果で、保護者にとってもプログラミング教育は、まだまだ未知数のものであるようですね。
注目ワード1:プログラミング
コンピューターにしてほしい仕事を指示する作業のことをいいます。『学習指導要領解説』によると、必修化の目的は、問題解決型の思考力の育成……つまり、「何をしたいか」から逆算して、物事を論理的に組み立てて考える力をつけることです。最近では、習い事としても注目されています。プログラミングを学ぶことで、ゲームやアプリケーション、Webサイトの作成、AIの開発などができるようになります。
注目ワード2:プログラマー
プログラマーとは、コンピューターを動かすプログラムを作成して、さまざまなシステムや、ソフトウェアをつくる人のことをいいます。知識を更新していく向上心や注意力と根気、そして「プログラム言語」の知識が必要となる専門職です。高度な専門知識を基に、ゲームやスマートフォンのアプリ、Webサイトや企業のシステムなどを作成します。