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広報戸田市 2017年11月1日号

“選ばれるまち”を目指して “共感”を生む政策づくり

 「住みたい、住み続けたいまち」には何が必要でしょうか。人口減少社会では、まちの特徴を生かし、他の自治体よりも魅力的なまちづくりが求められています。

 市では、全国に先駆けて2008年に自治体シンクタンクとして「政策研究所」を設置し、“選ばれるまち”を目指して調査研究を行っています。今回は設置から10年を迎える政策研究所の取り組みを紹介します。

Q 政策研究所ってなに?

A 時代に合った政策づくりを進めていくために設置された組織です。

Q どのようなことをしているの?

A 人口減少社会では、将来的にまちの活力が失われてしまう可能性があります。そのような中、政策研究所では、すぐに着手しないといけない直近の課題や中・長期的な課題など各部署を横断する課題に対する調査研究を行い、持続可能なまちを目指して取り組んでいます。

政策研究所の研究

 これまでに「シティセールス」や「大学連携」、「急速な高齢化」、「スマホアプリ」、「若年層の居場所」など、幅広い分野の調査研究を行い、実際に研究成果から事業化されたものも多くあります。詳しくは市ホームページをご覧ください。

年度 直近3年の研究テーマ
2015年度 「新しいまち」に向けた創造性の検証
2015年~2016年度 戸田市における20代・30代の若年層の居場所
2016年~2017年度 地域コミュニティの世代間断絶をつなぐ、女性の地域開業の可能性
2017年度 戸田市におけるスポーツ・レクリエーションを軸とした〈交流型まちづくり〉に関する基礎研究
2017年度 住民主体のまちづくりに関する調査研究

他の自治体も注目!

 先進的な取り組みとして全国から多くの視察を受け入れています。

視察受入数:100団体(2012年~2016年)

海外からも視察に来ているんだって

こんな成果も上げています

第5回都市調査研究グランプリでグランプリを獲得!!

「スマートフォン等を活用した新たな市民参加に向けての研究」は、公益財団法人日本都市センターの第5回都市調査研究グランプリで見事グランプリを獲得しました。

シティセールスで人口増加

 市では「シティセールス戦略」を策定し、定住人口の獲得を目指しています。その一つの結果、人口は増加を続け、人口増加率で全国第7位、増加数でも全国第15位(2015年国勢調査)と選ばれるまちとして発展をしています。

大学との連携

 法政大学や目白大学と共同研究を行っています。また職員が大学で講義を行う機会をつくり、職員の人材育成を進めています。

今年度のテーマは「おしゃれなまち」

 今年度は、まちの魅力を生かした「おしゃれなまち」に向けて日本都市センターと共同研究を行っています。今後も先を見据えた調査研究を行うことで、市民の皆さんからも共感され、自慢できるまち戸田を目指して取り組んでいきます。


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