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広報戸田市 2017年11月1日号

持続可能で効率的な行財政運営のために 戸田市行財政改革プラン(第6次行政改革)

 市では、継続的に行政改革に取り組んでおり、2016年度からは第6次行政改革がスタートしています。これまでの行政改革は、主に「コスト縮減」に力を入れて取り組んできましたが、今回のプランでは、新たに「財源の創出」と「自治(人材育成や連携など)の育成」の視点を加え、「生み出す行政改革」を目指しています。市では、本プランに基づき、効率的で質の高い行政サービスを提供できるよう行財政改革に取り組んでいきます。

2016年度の取組実績報告

2016年度の取組数全132件

進捗状況 取組数
取組達成 2件
躍進中 7件
計画通り 85件
概ね計画通り 36件
遅れ気味 2件
合計 132件

柱別にみる財政効果

  1. 財源確保に向けた積極的な経営…1億8,691万円
  2. 最適化を目指した行政経営…2億6,098万円
  3. 自治を育む地域経営…4,075万円

財政効果額:4億8,864万円になりました

「生み出す行政改革」取り組みの一例

 民間活力の活用や女性活躍など、さまざまな視点から行政改革を進めました。それらの取り組みの一例を紹介します。

ふるさと納税に返礼品制度を導入

 2016年12月から返礼品制度を導入し、多くの人に寄附をいただくことができました。返礼品は市内産品を主としているため、市内産業の活性化やシティセールスにも寄与しています。

私立保育園3園を整備

 私立保育園3園を整備し、計220人の定員を拡大しました。整備に当たっては民設民営方式を採用し、整備費用の縮減に努めました。

女性の活躍の場が増加

 女性がさらに活躍できる社会の実現のため、育児休業中などの女性が働きやすい企業が進出しやすい、環境整備を行っています。また、市が運営する審議会などへの女性委員の積極的な登用など、女性の意見が行政に反映される取り組みを推進しました。

プランの理念

持続可能な行財政運営

 歳入の積極的な確保や財政規模に見合った歳出となるような取り組みを行い、安定的な市民サービスを提供し、「持続可能な行財政運営」を目指します。

資源の最適化による効果的・効率的な行財政運営

 民間活力の活用とそれに伴う業務の標準化に取り組むとともに、職員一人一人が最大限に力を発揮でき、また、市民が活躍できる環境づくりに取り組みます。これにより、今ある限られた資源(「ひと」、「もの」、「かね」など)を最適化し、効果的・効率的な行財政運営を目指します。

理念を支える3つの柱

1 財源確保に向けた積極的な経営

 歳出削減はもとより、公有財産の有効活用などによる新たな財源の創出や受益者負担の見直しに取り組んでいきます。

2 最適化を目指した行政経営

 「ひと」や「もの」など既存の資源の潜在能力を最大限引き出す人材の育成、公共施設の有効活用などを積極的に推進していきます。

3 自治を育む地域経営

 市民やNPO、市内企業も自治の担い手として、それぞれの得意分野を生かして活躍することができる環境づくりを行うとともに、地域との連携を強化し、まちの活性化を図っていきます。


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