「毎日を楽しく生きる」 峰岸 春雄さん 82歳 美女木
生まれも育ちも戸田という峰岸春雄さん。毎年小学校の昔遊びの授業に講師として参加し、竹馬や竹とんぼなどの昔の遊びを教えています。「近所で顔なじみの子どもが増えて、地域交流のよい機会なんですよ」と笑顔で話します。
趣味はカメラで、これまで全国各地に赴いて写真を撮影してきました。特に富士山が好きで、よく息子さんと早朝から撮影に出掛けたそうです。
そんな峰岸さんが大切にしているのは、高齢者が活躍できる社会づくりを提唱した、故日野原重明さんの言葉です。「生きることを楽しむ」「小さな希望を毎日持ち続ける」などの言葉を胸に、人生を楽しく生きようと日々を過ごしています。峰岸さんが撮影した写真は、四季折々の風景のほか、古民家や田んぼ、田舎の暮らしの風景など、温かみのある写真が多く、その人柄を表しているようでした。