「人の輪をつなげて」 鈴木 三好さん 87歳 笹目
「若い人は、よく遊びよく勉強することが大事だよ。若いうちにやりたいことはやったほうがいい。私は遊んでばかりだけどね。」と謙遜するのは鈴木三好さん。鈴木さんは戦後、学校に復学した経験があり「勉強できることは幸せ。もっと勉強しておけば良かった。」と話します。苦学して高校卒業後、都内のガラス会社に就職し、定年まで勤めました。今でも当時の仲間とは交流が続いているそうです。
また、鈴木さんは老人クラブや町会の活動のほか、ゴミゼロ運動で表彰されるなど地域活動に献身的に取り組んでいます。「人生を豊かにしてくれるのは人。人の輪をつなげていくことが何よりも大切」だと言います。「自分の言いたいことは6割に、人の話を聞くこと」がその秘訣だと教えてくれました。人を思いやるその言葉に明るく笑顔いっぱいの鈴木さんの人柄が表れていました。