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広報戸田市 2017年6月1日号

 市では、故金子 正夫様からの寄附金をもとに、豊かな心や幅広い視野を持ち、将来戸田市の発展に資する人材の育成を目的として、外国の大学・短期大学・大学院に留学する学生に奨学資金を給付しています。ぜひ皆さんもこの制度をご活用ください。

海外留学奨学生の生の声を紹介

 制度発足以来、奨学生は97人にのぼり、さまざまな分野で活躍しています。現在も6人の若者が市の海外留学奨学生として世界中で学んでいます。 今回は、現在留学中の奨学生2人の留学生活をご紹介します。

サザンネバダ・カレッジに留学中(アメリカ合衆国) 2016年度海外留学奨学生 宮下 祐佳さん

将来の夢は、経営の効率化やカスタマーサービスの向上に貢献するホテルスタッフになることです。

 ラスベガスに来てもうすぐ8カ月が経とうとしています。現在、現地に住むホストファミリーと一緒に生活しており、ホストファミリーと一緒に教会へ行ったり、行事に参加したりするなど、多くの人とお会いする機会があり、楽しく生活しています。

 大学の授業では、英語で理解するまでに時間がかかり、なかなか計画通りに行かない時や、宿題に追われる日々が続いていますが、諦めずに努力し乗り越えています。

 また、ボランティア活動にも参加しています。英語でのコミュニケーションが難しく、初めてチップをいただいた時は戸惑いましたが、アメリカの文化を経験することができ嬉しかったです。

 最近では、学校のJapanese club(ジャパニーズ クラブ)で日本語を教えています。日本の文化に興味を持ち、好奇心旺盛な仲間と日本の言語や文化を共有できる機会は、日本人であることを誇りに思える幸せな時間です。

 夏からはインターンシップを始める予定です。大学卒業後、ラスベガスにあるホテルで働くのが希望です。憧れの場所で働けるよう、多くの経験を積み、困難なことにも挑戦していきます。

アーカンソー州立大学に留学中(アメリカ合衆国) 2016年度海外留学奨学生 佐藤 望さん

帰国後は、途上国へインターンシップに行く予定です。

 はじめは授業の速さや宿題の量の多さなどについていくのに精一杯でしたが、徐々に1日の生活パターンを確立することができるようになりました。

 生活面では、アメリカの食事や生活習慣(金曜日は店などが6時に閉まる、日曜日は教会に行く)など、日本との違いをとても新鮮に感じました。

 学業面では、今学期は私の専攻でもある教育学部の科目を受講しています。reading(リーディング)や授業のグループワークなど大変ではありますが何とかがんばっています。日本の教育との違いを日々実感することができ、非常に興味深いです。

 同じ授業を履修しているさまざまな国の学生とも親しくなり、イベントや旅行に一緒に参加したおかげで、友人たちの国々をとても身近な国に感じるようになりました。

 また、他の日本人留学生と一緒に、日本語や日本文化を現地の子供たちに教える活動に参加していますが、楽しそうに日本のことを知っていく彼らを見て、私にとっても非常に良い経験だと感じています。

 帰国の日が近づいていますが、残りの日々も、初心に返ってさまざまなことに挑戦していきたいです。

募集要項

募集人員

若干名

応募資格
  1. 父母および本人が市内に引き続き2年以上住民登録をしていること
  2. 日本国籍を有していること
  3. 本人およびその世帯の人が市税を完納していること
  4. 学校教育法の規定による高等学校、中等教育学校の後期課程、大学、短期大学、大学院、高等専門学校に在籍する人および卒業後7年以内の人または高等学校卒業程度認定試験の合格後7年以内であること
  5. 留学先の学校の受入証明書がある、または取得できる見込みがあること
  6. 所定の語学力要件を満たしていること
  7. 市内に居住し、市税を完納している連帯保証人が1人以上いること

給与限度額

留学期間が1年(1学年)以上2年(2学年)未満の場合は100万円、2年(2学年)以上の場合は150万円

(注釈)給与が決定された場合でも、選考結果により満額給与されない場合があります

申込

2017年6月15日(木曜日)~7月5日(水曜日)

(注釈)申請書は2017年6月1日(木曜日)から教育総務課で配布。市ホームページからもダウンロードできます

(注釈)留学する日の1年前から申し込みできます

選考

書類選考および面接

お問い合わせ

教育総務課 電話番号 048-441-1800(内線305)