ページの先頭です。
広報戸田市 2020年10月号

過去の教訓を生かして、次の災害に備える 戸田市長 菅原 文仁

戸田市の最大の災害リスクの一つは「水害」です。近年、「100年に一度」と言われるような台風や線状降水帯によって大規模な風水害が発生するようになってきています。記憶に新しいと思いますが、戸田市は昨年過去最大の降雨量を記録した台風第19号によって内水による浸水被害が発生し、避難所には4,000名を超える方々が避難することとなりました。私たちは、この水害によって得た教訓を生かし、一刻も早く浸水被害への備えを充実・強化していかなければなりません。今年度、戸田市は水害対策を最重要課題として、国や埼玉県と連携して様々な取り組みを推進しておりますが、上記の「水位情報の発信」もそのうちの一つであり、笹目川を管理する埼玉県などと協議を重ねた結果、8月から新たに市独自で水位の情報を市民の皆さんに発信できるようになったものです。戸田市ではこれからも市民の皆さんとともに「安心・安全の治水対策」を進め、水害に負けない地域づくりを進めてまいります。