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広報戸田市 2020年5月号

とだっ子情報局では、小学生の子どもを持つお父さん、お母さんが知っておくと役に立つ、子どもたちのリアルな情報をお伝えします。今回は、最近耳にする、あの言葉について、解説します。

持続可能な開発目標「SDGsエスディージーズ」って何?

Sustainableサステナブル Developmentディベロップメント Goalsゴールズ

「持続可能な開発目標(SDGs)」とは、貧困や不平等、格差、気候変動などのさまざまな問題を根本的に解決することを目指す、世界共通の17の目標のことです。2016年からの15年間で、世界中の人々にとってよりよい世界をつくるため、世界の国々の政府は、すべての人や私たちの地球にとって最も重要な目標について話し合いました。そして、若者や子どもを含む、多くの人々や組織が協力し、17の「持続可能な開発目標」が決められました。

持続可能な開発ってどういうこと?

今、自分のまわりのことだけではなく、未来のみんなや地球でも今と同じく暮らせるようにするということ。

開発ってなにをするの?

「十分に食事が食べられない」「学校に行けない」「病気になっても病院に行けない」「住んでいるところがとても危険」「暴力をふるわれる」「自由に意見が言えない」などの問題を解決し、みんなが安心して自分の能力を十分に発揮しながら満足して暮らせるようにすることです。

どうしてそれが大事なの?

今ある資源をすべて使ってしまって、未来の人たちには何も残さない開発は持続可能ではありません。「持続可能な開発」とは、共に継続的に成長し、自分以外の人を思いやり、環境を大切にするために、私たちが目指さなければならないものです。SDGsは、今私たちの世界が直面しているさまざまな問題を解決することを目的としています。ひとりの力は小さくても、世界中の多くの人たちが力を合わせれば、実現することができるのではないでしょうか。