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広報戸田市 2020年5月号

私たちは日常生活を送る中で、自然界からある程度の量の放射線を受けています。自然界に存在する放射線とは、鉱物から発されるものや宇宙から入ってくるものなどです。量はそれほど多くないため、健康への不安はありません。そして医療現場では、放射線を使用した検査や治療があります。通常の放射線検査(例えばX線撮影やCT検査など)は、人工的に放射線であるX線を発生させて、人体に影響のない適切な線量を照射し、透過したX線を撮影することで、体内の病気を見つけることができます。また、治療目的で放射線を使用することもあります。その場合は治療の利益とリスクを総合的に判断し、効果が得られるように検討された治療計画に基づき実施されます。このように放射線は、自然にも存在し、検査でも治療でも重要な役割を担っています。健康を維持するために上手に活用し、定期的に健診を受け、適切な治療を受けられるようにしましょう。


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