平成30年の日本人の平均寿命は、女性が87.32歳、男性が81.25歳で、いずれも過去最高となりました。
人は年を取ると自然に健康から虚弱へ、そして要介護の段階に進みます。フレイルとは健康と要介護の中間で、身体の衰えだけでなく、精神心理面の衰え、社会性の衰えも相まって自立度が落ちていく状態です。
しかし日常生活の工夫でさまざまな機能を取り戻すことができる時期でもあります。フレイル予防には栄養（タンパク質を中心にバランスよく、水分も十分に、噛む力を維持する口腔ケア）、身体活動（歩く、少しの筋トレ）、社会参加（余暇活動、ボランティア、友達と一緒に過ごす）が推奨されます。
「一年の計は元旦にあり」といいます。健康長寿を目標に、できることから始めましょう。
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