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広報戸田市 2018年1月1日号

本文

戸田市長 神保 国男

 明けましておめでとうございます。

 市民の皆様におかれましては、晴れやかな新春をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。

 さて、我が国では少子化による人口減少が進む中、本市の人口は増加を続けており、平均年齢は40.2歳と22年連続で県内一若いまちとなるなど、多くの人に選ばれる自治体として成長を続けています。

 一方で、保育需要の増大への対応が急務となっています。そこで、昨年は4園の認可保育所などを新規開所し、保育士の独自の緊急確保策を実施したほか、働く子育て中のママを応援するため、関東初の行政連携モデルとして「ママスクエア」を誘致しました。このほか、県内初となる「犯罪被害者等支援条例」の制定や、市内のコンビニ全店へのAEDの設置など、安心・安全なまちづくりに取り組んでまいりました。

 迎えました本年は、引き続き待機児童の解消に向けて、新たに認可保育所を6園開所し、認可定員540人分を拡大するとともに、保育士確保に向けて賞与の上乗せ補助制度を創設します。教育の分野では、産官学民の知のリソースを活用した最先端の教育改革を加速させてまいります。福祉の分野では、本年4月からスタートする第4期地域福祉計画に基づき、地域で支え合う仕組みづくりを推進してまいります。

 本市はこれまで先進的な取り組みを進め、目覚ましい成長を遂げてきました。民間広告会社が発表した、街に対する市民の誇りを評価する要素のランキングでは、「共感」が第1位、「誇り」と「人に勧めたい」は第4位という結果を得ることができました。

 本年も、市民から共感されるまちを目指し、相互の信頼関係をさらに深め、魅力を高めるために全力で市政を牽引してまいります。

 結びに、新年が皆様にとりまして実り多き年となりますことを心より祈念申し上げ、新年のあいさつといたします。

戸田市議会議長 馬場 栄一郎

 明けましておめでとうございます。

 市民の皆様におかれましては、希望に満ちた新春をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。また、日ごろから市議会に対する深いご理解と格別のご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 昨年は、県勢初となる花咲徳栄高校の夏の甲子園優勝や、史上最年少でプロとなった将棋の藤井聡太四段がデビューから連勝を続けるなど、若い人たちの活躍が目立つ1年でした。また、世界的な株高の状況が続く中、米国ではトランプ大統領が就任し、日本では、衆議院解散、総選挙が行われるなど、政治状況も大きく変化しております。

 一方、戸田市は、住みたいまちとして高い評価を受け、現在も人口が増加し続けており、全国屈指の人口増加率を示しています。引き続き、市政において、待機児童対策をはじめとした子育て支援、防災、高齢者支援、環境・都市基盤整備などの課題解決を進めていく必要性を強く感じているところでございます。

 さて、戸田市議会にとって、昨年は、「選挙」の年でありました。2月には、市民の負託を受けた新たなメンバーによる市議会が発足し、26人の議員が気持ちを一つにしてスタートを切ることができました。そして、政策の決定や事務執行の監視、政策提言など、議会機能の一層の充実強化に取り組んでまいりました。

 本年も、さまざまな市政課題の解決に向けしっかりと議論を重ねるとともに、公正で活力ある開かれた議会運営を図り、市民の皆様の声を市政に的確に反映させるため、議員一丸となって、期待に応えるべく誠心誠意尽くしてまいる所存であります。

 新春に臨み、市民の皆様の一層のご支援とご協力をお願い申し上げますとともに、本年が皆様にとりまして幸せで実り多く、大いなる飛躍の年となりますことを心よりご祈念いたしまして、新年の挨拶といたします。


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