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広報戸田市 2017年12月1日号

 市では、年2回、財政状況の公表を行っています。今回は、2016年度決算および2017年度上半期の状況についてお知らせします。

 2016年度の決算は、限られた財源を有効的に各事業に配分し、経費全般について削減を図りながら、計画的・効率的な予算執行に努め、次のとおりになりました。

2016年度決算の状況

2017年4月1日現在人口 137,788人(昨年度135,776人)

 2016年度一般会計決算額を市民一人当たりに換算した場合、次のようになります。

 なお、負担したお金(市税)と市からの公共サービスとの差額については、国・県からの支出金収入や競艇事業収益配分金などの税以外の収入が充てられています。

負担したお金(市税) 201,982円(昨年度205,012円)
市からの公共サービス 345,392円(昨年度356,147円)
借金の残額 176,250円(昨年度181,375円)

(注釈)市民一人当たりの歳出額は、2016年度の決算額を、 2017年4月1日現在人口(137,788人)で割った金額です

 一般会計の2016年度決算は、歳入(収入済額)が501億4,516万42円(前年度比0.82パーセント減)で、収入率(収入済額÷予算額)は99.5パーセントでした。一方、歳出(支出済額)は475億9,088万4,805円(前年度比1.58パーセント減)で、執行率(支出済額÷予算額)は94.4パーセントでした。

歳入合計 501億4,516万円
市税 278億3,075万4千円
国庫支出金 87億570万1千円
市債 18億6,340万円
県支出金 25億8,449万1千円
地方消費税交付金 20億7,488万3千円
繰越金 22億489万2千円
諸収入 18億4,848万3千円
繰入金 5億379万9千円
その他の歳入 25億2,875万7千円
歳出合計 475億9,088万5千円
民生費 生活保護扶助費 47億1,886万4千円
高齢者福祉事業など 18億4,221万7千円
民間保育所事業など 26億5,080万8千円
こども医療費支給事業 7億1,235万6千円
合計 224億6,232万2千円
土木費 道路・橋りょう整備事業 4億1,160万9千円
河川整備 4億2,130万8千円
公園整備・緑化対策 6億1,463万9千円
合計 48億3,106万2千円
総務費 コミュニティバス運行事業 9,713万円
防犯対策事業 8,264万7千円
合計 49億7,607万8千円
教育費 小学・中学校維持管理事業 15億34万8千円
学校給食事業 11億5,957万3千円
私立幼稚園助成事業 3億5,287万1千円
合計 49億604万7千円
衛生費 ごみ・し尿処理事業 14億9,164万8千円
合計 33億8,600万7千円
公債費 24億3,670万9千円
消防費 13億9,888万9千円
その他の歳出 31億9,377万1千円

2016年度 特別会計決算額

会計 予算現額 収入済額 支出済額
国民健康保険 146億8,586万6千円 145億8,697万2千円 139億1,977万8千円
中小企業従業員退職金等福祉共済事業 3億4,724万7千円 1億4,526万9千円 1億4,253万円
市民医療センター 7億1,862万2千円 7億3,404万6千円 6億5,767万7千円
交通災害共済事業 924万1千円 867万4千円 613万5千円
海外留学奨学事業 887万5千円 307万円 303万6千円
火災共済事業 403万1千円 284万1千円 161万5千円
介護老人保健施設事業 7億329万3千円 6億8,275万1千円 6億3,167万5千円
新曽第一土地区画整理事業 11億3,180万7千円 11億2,799万3千円 8億4,246万8千円
介護保険 59億348万7千円 58億6,050万4千円 56億3,686万2千円
新曽第二土地区画整理事業 11億7,809万9千円 11億9,903万円 10億2,167万8千円
後期高齢者医療 10億1,480万7千円 9億8,174万7千円 9億7,384万6千円
在宅介護支援事業 1億4,825万9千円 1億3,096万5千円 1億1,100万9千円
合計 258億5,363万4千円 254億6,386万2千円 239億4,830万9千円

(注釈)収入額には一般会計からの繰入金も含まれています

財政指標

2016年度決算において算出した財政指標は、実質赤字比率、連結実質赤字比率は黒字、実質公債費比率、将来負担比率は基準値を下回っており、いずれも「健全段階」にあります。

4つの財政指標 戸田市の財政指標 早期健全化基準(戸田市)
実質赤字比率
普通会計に相当する一般会計および特別会計の赤字の程度を示し、資金繰りの深刻度を示す比率
(-)
黒字
11.87パーセント
連結実質赤字比率
水道事業など、市の全ての会計の資金繰りの深刻度を示す比率
(-)
黒字
16.87パーセント
実質公債費比率
一般会計などが負担する借入金返済額を指標化したもの。この比率が高いと各年度の財政運営が厳しくなる。
3.8パーセント 25.0パーセント
将来負担比率
市の借入金など、財政負担の残高を指標化したもの。この比率が高いほど、将来的な財政負担が高くなる。
40.4パーセント 350.0パーセント

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