「人の恩は忘れたらダメ」 杉山 恭子さん 85歳 新曽南
「私は家族や周りの皆さんに恵まれているの」と優しくほほ笑むのは杉山 恭子さん。趣味や老人会の活動に加えて、会社の代表として多忙な日々を過ごしています。
現在は、会社の仕事の大半は娘夫婦に引き継ぎ、趣味のカラオケや書道の時間を楽しんでいます。中でも書道は第1回市展で受賞するほどの腕前です。20年近く離れていましたが、3年前に再チャレンジしました。「趣味に打ち込めるのは優しい家族や友人の支えのおかげなのよ」と笑顔で話します。
そんな杉山さんが大切にしているのは周りへの感謝の心です。「人の恩は忘れたらダメ」と一人娘に教え諭してきました。今では家族や地域との関わりの中で、改めて周りの人の支えを実感しているそうです。優しく朗らかな杉山さんは、感謝の気持ちを忘れずに、趣味や仕事に充実した毎日を過ごすための秘訣を教えてくれました。