「美女木交差点」
国道17号新大宮バイパスは、戸田市の交通網の中でも重要な役割を果たし続けてきました。
昭和63年（1988年）の美女木交差点付近の沿道には、自動車販売店、バッティングセンター、スーパーマーケットのほか、回転ずし、焼肉屋、ファミリーレストラン、ファストフード店などの飲食店が集中していました。この辺りは、日が暮れると自動車のライトやネオンの看板によって明るく照らされる地域でした。
まだ、首都高速埼玉大宮線が着工されておらず、歩道橋の上からは遠くまで見通すことができたため、NHKさいたま放送局やテレビ埼玉の電波塔まで見えていました。
時代が流れるとともに風景が大きく変化する国道沿いの街並みは、その時代を映す鏡ともいえます。