開館20周年 彩湖自然学習センターを利用しましょう 彩湖はサイコー!さぁ行こう!
彩湖自然学習センターは、1997年6月に自然と人、人と人の交流空間を創出することを目的に、自然体験学習の場を担った彩湖のビジターセンターとして開館しました。今回は、利用者が延べ46万人を超える人気スポット、今年で開館20周年を迎えた彩湖自然学習センターを紹介します。
フロアマップ
開館時間
午前10時~午後4時30分
(注釈)入場無料
休館日
毎月第2・第4・第5月曜日(祝日を除く)、毎月末日(土曜日・日曜日、祝日を除く)、2017年12月29日~翌1月4日
屋上 | 展望広場 | エントランス |
---|---|---|
5階 | 荒川のすがた | 荒川氾濫の歴史、彩湖の誕生と役割を展示しています。 |
4階 | 林のふしぎ オリエンテーションルーム(学習室) |
生き物たちの営みと関わりを、林のような部屋の中で標本や展示で紹介しています。 |
3階 | 草原・湿原のふしぎ観察ステーション事務室 | 草原・湿原に住む生き物などの展示物を触ったり、昆虫標本を観察したり、見て触って体で感じることができます。自然観察に役立つ資料コーナーもあります。 |
2階 | 水辺のふしぎ | 荒川周辺の自然を紹介する水辺シアター「水辺の四季」を上映しています。 |
1階 | 水中のふしぎ | 荒川中流域の魚たちが悠々と泳いでいるミニ水族館です。魚のしくみも展示しています。 |
自然を学ぶ。
センターで授業を受けた人数は20年間で延べ30,872人
多くの教育機関の学習に利用されています。市内の全ての小学3年生を対象に生き物を観察する授業が毎年秋に行われています。
サイエンスサポートプログラム
理科・総合的な学習の支援として出前授業や教材提供を行っています。
自然を体験する。
季節ごとに親子で楽しめる展示や自然観察を中心した講座を多数開催しています。
- 草花であそぼう
- 野鳥観察会
平成28年度 年間講座開催実績
- 年間30講座延べ人数:857人
- 20年間の受講者延べ人数:14,783人
自然に親しむ。
センターの西側には、大小2カ所の観察池を中心に四季折々の自然が楽しめる自然観察フィールドがあります。
彩湖で見ることのできる生き物や観察マップの情報をセンターのホームページや戸田市オープンデータで提供しています。
http://www.city.toda.saitama.jp/site/opendata
絶滅危惧種の育成
トダスゲ、サクラソウなど絶滅危惧種に指定されている種の育成を行っています。
湿地、里地の再現
昔の荒川にあったヨシ原、田んぼのあぜに生えていた植物が生息しています。
彩湖自然学習センター20年の歩み
1995年1月 | 浄化機場増築工事(彩湖自然学習センター棟建設開始) |
---|---|
1995年10月 | 「(仮)彩湖ビジターセンターの共同建設に関する基本協定書」締結 |
1996年3月 | 増築完成(彩湖自然学習センター棟完成) |
1997年5月 | 荒川貯水池(彩湖)竣工 |
1997年6月 | 彩湖自然学習センター開館 (注釈)周囲には大きな木はありませんでした |
1999年2月 | 自然観察フィールド(木道、ミニ彩湖、四角池)完成 |
2004年3月 | 荒川第一調節池完成 |
2009年5月 | センター広報誌「カワセミ通信」発行開始 |
2015年3月 | 彩湖自然ガイドブック刊行 |
2017年6月 | 彩湖自然学習センター開館20周年 (注釈)鳥などの生き物が運んできた実から、多くの植物が育ちました |
彩湖も完成20周年を迎えました
彩湖の役割
治水機能
彩湖を含む荒川第一調節池は、台風などで荒川の水が増水したとき、一時的にこの調節池に水を貯めることで、下流部の洪水を防ぎます。
- 調節池全体に貯められる水の量 3,900万立方メートル
(注釈)25メートルプールの約13万倍です
利水機能
彩湖は、埼玉県・東京都の水がめとして重要な役割を担っており、荒川の水量が少ないとき、彩湖に貯めた水や下水処理水を高度処理した水を荒川に補給することにより、水道用水を確保しています。
(注釈)引き続き節水にご協力をお願いします