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広報戸田市 2017年7月1日号

 夏空が眩しい季節がもうすぐそこまで来ています。海や山のレジャーで活動的となる反面、身体はまだまだ暑さに慣れていません。

 そういう時は無理をせずクールダウンに公共施設などをご利用ください。私は涼を求めて時々コンビニエンスストアに立ち寄ります。お気に入りはスイーツです。最近はどの商品もカフェなどの味とそん色ないほどおいしくなっていると感じます。そんなコンビニエンスストアは24時間まちかどAEDステーションとしての役割もあります。

 市では、救護体制強化を図るため、今月から市内のコンビニエンスストア全店にAEDを設置する協定を締結しました。健康な人でも脱水や食欲不振などで栄養バランスが崩れると、心臓がけいれんを起こし、ポンプ機能を失った状態になることがあるそうです。そのような緊急時に遭遇した時に、市民の皆さん誰もがAEDを借りて使うことができます。

 大切な人を救うには早期の処置が肝要です。消防署では、月に1度、救命講習を行っています。AEDの使用方法を学ぶことはいざという時の安心につながります。

 市民の皆さん一人ひとりが、緊急時にAEDを的確に使用し、共に助け支え合える体制を整えることで、さらなる救命率の向上を目指してまいります。