赤水について
掲載日:2022年3月17日更新
赤水の原因
赤水や濁り水が発生する主な原因としては、水道管の耐震化工事、消火活動、停電、漏水や断水による水圧・水流の変化があげられ、管内の錆(鉄分)が剝がれ落ち、赤水となって出てくることがあります。
なお、火災に伴う消火活動に起因して赤水が発生した場合、消火活動は人命や市民生活を守る上で公益性が高いため、戸田市水道事業給水条例に基づき、補償や水道料金の減免は、行わないこととしております。
赤水の安全性
赤水中の鉄が人体に吸収されることはほとんどないとされていますが、水質基準では鉄の含有量は1リットルあたり0.3ミリグラム以内となっております。これは1リットルあたり0.3ミリグラムを超えると水に色がついて見えるためです。
また、1日に必要な鉄の摂取量は、年齢によって異なりますが、18歳~29歳で7.0ミリグラム~10.5ミリグラム(日本人の食事摂取基準2015年版:厚生労働省発行)とされています。
日本水道協会水質課によると、赤水を飲んだ場合でも過度な心配は必要ありません。ただし、乳幼児や金属アレルギーの方は注意が必要ですので飲用をお控えいただくとともに、赤水や濁り水が出た場合には、しばらく水を流したうえで、きれいになってから利用してください。
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