このページの本文へ移動
ページの先頭です。

本文


ふるさと戸田「遺跡発見!」 2016年4月号

掲載日:2016年4月1日更新
新田口遺跡第1次調査の写真

弥生時代の住居跡や方形周溝墓跡が発見された鍛冶谷・新田口遺跡第1次調査を終えて(1967年8月撮影)
[戸田市立郷土博物館蔵]

遺跡発見!

市制施行で沸いた昭和41年度(1966年度)の翌1967年(昭和42年)4月25日、市の歴史に残る大きな発見がありました。

市内の男性が、畑に鯉のぼりの柱を立てようと穴を掘ったところ固いものにぶつかり、焼物のかけらが出てきました。
この焼物は、弥生土器の壺であることが分かり、市内の遺跡の存在が初めて確認されました。

遺跡は、鍛冶谷遺跡と命名され、同年8月6日から12日まで、県の指導の下、戸田市の教育委員会が学生、地元町会などの協力を得て、最初の発掘調査が実施されました。

この当時発見例の少なかった低地帯の遺跡として注目されたこの遺跡は、市制施行10周年の1976年(昭和51年)10月1日に埼玉県選定重要遺跡になりました。


ページトップへ