みずのめぐみ Vol.19
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 雨が降っているときは、下水道の処理量が多くなります。雨水も下水道も荒川へ排水されますので、台風などの大雨時には、水の使用を控えていただくようお願いいたします。 また、日ごろから自分の住んでいる場所が雨の影響をどのように受ける土地なのか、ご家族で確認しておくことも大切です。 雨水貯留施設(雨水タンク)は降った雨を蓄える施設です。 1つで溜められる雨水の量は200リットルと多くはないですが、皆さんでご協力いただければ相当量が貯められることとなります。また、溜めた雨水は草花への散水や災害時の防火用水としても利用できます。なお、戸田市では設置費用の半分(上限5万円)を補助する制度を設けておりますので、この機会にぜひご検討をお願いいたします。 また、すでに設置いただいているところにつきましては、雨水貯留効果を充分に発揮させるために、台風等で雨が降る前に、タンクを空にしていただきますようご協力お願いいたします。 雨が降った時、集水桝に落ち葉やゴミが集まると、雨水排水の流れが悪くなり、道路上に水が溢れる原因となります。市でも道路清掃を行っておりますが、身近な道路の集水桝でこのような状況を見かけましたら、ゴミを取り除いていただけますようご協力をお願いいたします。 ゲリラ豪雨のように短時間で大量の雨が降ると雨水を速やかに排水することができず、一時的に道路冠水などが発生します。このような「内水はん濫」について正しい知識を身に付け、浸水被害を軽減することを目的として「内水(浸水)ハザードマップ」※を作成しています。いざというとき慌てることのないよう確認しておきましょう。 https://www.city.toda.saitama.jp/site/suidou/gesuido-naisui.html※戸田市ホームページよりご確認いただけますご家庭でできる備えとして下水道編雨水貯留施設設置の推奨道路集水桝の清掃戸田市内水(浸水)ハザードマップの活用水害に備えて水害に備えて特集5

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