人権教育指導者研修会を開催しました
令和4年度人権教育指導者研修会を開催しました。
今年度は「同和問題と人権」、「女性と人権」、「ハンセン病患者の人権」、「ヤングケアラーの人権」の4つのテーマの専門家をお呼びし、御講演をしていただきました。
第1回 同和問題と人権「暮らしの中の人権感覚」
講師 埼玉県県民生活部人権・男女共同参画課 講師 持田倫武 様
私たちの暮らしの中にある様々な人権課題(同和問題、女性、子ども、高齢者、障害のある方、ヤングケアラー等)や、人権課題を解決するために大切なことについて御講義いただきました。
第2回 女性と人権「DV・モラルハラスメントの現状と人権」
講師 NPO法人レジリエンス 代表理事 西山さつき 様
DV・モラルハラスメントの現状について自らの御経験を含めて御説明いただくとともに、DV被害者の継続的支援の必要性や心の回復につながる取組について御講演いただきました。
第3回 ハンセン病患者の人権「ハンセン病問題から学ぶこと」
講師 国立ハンセン病資料館事業部社会啓発課 課長 大高俊一郎 様
現在もなお続いているハンセン病患者への人権問題について、歴史的経緯を踏まえご講演いただきました。
第4回 ヤングケアラーの人権「ヤングケアラーの現状と人権」
講師 一般社団法人ケアラーアクションネットワーク協会 代表理事 持田恭子 様
新しい人権課題であるヤングケアラーの実態について、自身の御経験を踏まえてお話いただくとともに、支援に向けた取組について御講演いただきました。
受講者からは、「人権問題を自分自身の問題として、改めて考える良い時間となった。」、「人権課題について正しく理解し、偏見や固定観念、先入観を持たないことが大切であると感じた。」、「講師自身の体験に基づくお話が聞けて勉強になった。」、「人権問題を『理解』するだけでなく、解決に向けて『行動』していきたいと感じた。」などの感想が寄せられました。
市では、人権啓発の事業の一つとして、人権に関する講演会等を開催しています。今後とも是非御参加ください。「令和4年度人権講演会」のページはこちら