4回目接種の効果と安全性
効果
海外の研究では、3回目接種から4か月以上経過した60歳以上の方にファイザー社ワクチンを4回目接種した場合、オミクロン株流行期において、接種後6週間経過しても重症化予防効果が低下せず、維持されていたと報告されています。
よくあるご質問(出典:厚生労働省Q&A)
Q:なぜ、追加(4回目)接種が必要なのですか。
A:新型コロナウイルス感染症は、高齢者ほど重症化しやすく、一定の基礎疾患を持つ方についても重症化しやすいことが明らかとなっています。このようなデータや諸外国の動向等を踏まえ、新型コロナウイルスに感染した場合の重症化予防を目的として、4回目接種を実施することとなりました。
【厚生労働省Q&A】なぜ、追加(4回目)接種が必要なのですか。(外部サイトへリンク)
Q:追加(4回目)接種には、どのような効果がありますか。
A:感染予防効果は短期間しか持続しなかったという報告がある一方、重症化予防効果は6週間経過しても低下せず維持されていたことや、死亡予防効果を示唆する報告があります。
【厚生労働省Q&A】追加(4回目)接種には、どのような効果がありますか。(外部サイトへリンク)
安全性
海外の研究では、4回目接種後21日目までにおいて、重大な副反応は認めなかったと報告されています。
報告割合 | ファイザー社または武田/モデルナ社 |
---|---|
50%以上 | 疼痛78.8% |
10-50% | 倦怠感33.2%、筋肉痛24.5%、頭痛21.5%、硬結・腫脹12.0% |
1-10% | 関節痛8.4%、37.5度以上の発熱6.6%、リンパ節腫脹4.7%、紅斑・発赤8.0%、知覚障害1.5%、アレルギー反応1.0% |
(注釈)対象:274人(ファイザー社:154人、武田/モデルナ社:120人)
出典:厚生労働省「新型コロナワクチン接種4回目接種のお知らせ」 [PDFファイル/982KB]
お問い合わせ
埼玉県新型コロナワクチン専門相談窓口
埼玉県は、接種後の副反応や有害事象等について、看護師等による相談窓口を設置しています。
0570-033-226(24時間対応・土日祝日含む)
厚生労働省新型コロナワクチンコールセンター
0120-761770(午前9時から午後9時まで・土日祝日含む)
国の健康被害救済制度
救済制度では、予防接種によって健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になったり、障害が残ったりした場合等、予防接種に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。
新型コロナウイルスワクチンの接種についても、健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく救済を受けることができます。
戸田市コールセンター
048-229-0577 (土曜日曜祝日含む午前8時30分から午後5時まで)
聴覚に障害のある方をはじめ、電話での御相談が難しい方は、ファクスをご利用ください。(ファクスによる御相談の場合、回答までにお時間をいただく場合があります。)
戸田市新型コロナウイルスワクチン接種対策室ファクス 048-229-0769