環境は足元から第223号
環境は足元から
2023年1月号(第223号)
「環境は足元から」は、環境課が発行する情報誌です。
「環境とわたし」というテーマのもと、市役所職員それぞれの環境への想いや取組について書いた記事を掲載しています。
ただいま彩湖自然学習センター開館25周年期間中
私が勤めている彩湖自然学習センターのある「彩湖」は、戸田市の西側の荒川第一調節池内にある貯水池であり、彩湖自然学習センターは荒川河川敷を舞台とする自然の再生と人間性の回復を考慮した自然と人、人と人との交流空間を創出するために、国と戸田市の共同事業として誕生し、2022年6月1日に開館25周年を迎えました。
彩湖自然学習センターでは戸田市の自然系学習施設として、彩湖周辺の河川敷に生える草木だけではなく、荒川を整備した後に残った池や公園整備時に植えられた草木などの多様かつ貴重な自然環境を保全及び利用して、そこに生息する生物などの各種観察会やネイチャークラフト等の講座を実施しております。
急激な都市化のなかで失われつつある自然環境の大切さを伝えながら、これからも在来種の保存など環境保護にも積極的に取り組んでいきます。
また、戸田市内のここでしか見られない動植物もセンター周辺でたくさん確認されておりますので、ぜひ彩湖自然学習センターへ足をお運びください。
そして彩湖自然学習センターのある彩湖・道満グリーンパークは、「関東の富士見百景」にも選ばれており、私も大好きな夕焼け空に映る富士山のシルエットがとても美しい時期です。素晴らしい自然環境を堪能出来るこの機会にぜひ。
(彩湖自然学習センター)
1歳児にもできる!「食品ロス」削減の取り組み
毎日の給食の食べ残しを防ぐ=「食品ロス」削減に関する戸田市立保育園の取り組みの一部をご紹介します。
まず、献立作成。
(1)食材の有効活用!ある日の献立、お昼にカブ(根)のスープ、おやつはカブの葉おにぎり。
(2)カレー最強説!どんな野菜もカレーに入れればペロリ。旬野菜で四季折々に。
(3)ネーミング戦法!?ピーマン嫌い克服料理の「ツナモヤシマン」。ツナ・もやし・ピーマンを醤油と砂糖で味付けしただけの和え物。ところが不思議と大人気!
次に、調理。当日の食材をみて食べやすくカットし、水分量等を調整しながら美味しく作り上げる。盛り付けは丁寧に、提供温度にも配慮。
最後に、喫食時間。保育士が、おーいしーい!と俳優のようにおいしそうに食べてみせることで子ども達の興味を引く。それを何度も何日も繰り返す。
これらの結果、自分の適量を食べきれた子どもは知らないうちに食品ロス削減に貢献してくれています。日々の些細なことですが、保育園全体で協力し、地道に取り組んでいます。
(保育幼稚園課)