環境は足元から第220号
環境は足元から
2022年10月号(第220号)
「環境は足元から」は、環境課が発行する情報誌です。
「環境とわたし」というテーマのもと、市役所職員それぞれの環境への想いや取組について書いた記事を掲載しています。
キャンプにて…
つい先日、実家のある栃木県鹿沼市に昨年オープンしたキャンプ場の予約がやっと取れたので、日頃の疲れを癒しに行ってきました。
キャンプサイトの目の前には関東一の清流とも言われる大芦川が流れており、その透明度は川遊びに連れてきてもらった子供のころと何も変わっていませんでした。
また、夜には焚き火のパチパチと薪の爆ぜる音を聞きながら、星空を眺めて、ゆっくりとした時間が過ぎていきました。
翌朝、食器類を洗いに流しに行くと、シンクの端に置かれたゴミ受けにおそらくカップ麺の具材であろうものが多く入っていました。ゴミ受けを通過したスープは…
我が家では、ラーメンや鍋の後のスープは牛乳パックに入れたキッチンペーパーに染み込ませて燃えるごみとして捨てています。
ラーメン1杯分(200ミリリットル)の水を魚が住めるまできれいな水に戻すには、浴槽3.3杯分(約1000リットル)が必要だそうです。
自分に癒しを与えてくれる自然に対して、自分はどんなお返しができるのか、そんなことを考えさせられる日となりました。
(教育政策室)
食品と環境
野菜を調理するとき、当たり前のように皮を捨ててしまっていませんか?
身に覚えのある方は、ちょっと損をしているかもしれません。
皮は食べられないどころか、むしろ栄養豊富で捨ててしまうにはもったいない部分なのです。
野菜や果物の皮の部分を料理に使うことで豊富な栄養を摂取でき、料理時間の短縮、食品のフードロスにも繋がり、いいことづくしです。
他にも、野菜の皮の部分を千切りにし、きんぴらにしたり、野菜くずから出汁を取るという方法もあります。
家庭で出る食品ロスの約48パーセントが野菜と言われています。特に水分を含んだ生ごみを処理するためにはより大きな火力が必要となるため、多くの二酸化炭素が必要となり温暖化の原因にもなると言われています。
皆さんも調理の工夫をしてみませんか。
(こども家庭支援室)