環境は足元から第215号
環境は足元から
2022年5月号(第215号)
「環境は足元から」は、環境課が発行する情報誌です。
「環境とわたし」というテーマのもと、市役所職員それぞれの環境への想いや取組について書いた記事を掲載しています。
食品ロスを減らすためにできること
日本では毎年、食べられるにもかかわらず食品が捨てられる、いわゆる「食品ロス」が多く発生しています。その量は世界中の飢餓で苦しむ人々に向けた食料援助量よりも多いそうです。そのおよそ半分は家庭の食品から発生すると言われております。どうにかして、私たちの意識の持ち方次第で日常生活から減らすことができないでしょうか。
例えば、買いすぎ・作りすぎに注意すること。スーパーで買いすぎてしまったり、晩御飯をつい作りすぎてしまったりしていませんか。我が家でも気づいたら冷蔵庫の中が購入した食材でパンパンなんてことがありました。買い物に出かける前に冷蔵庫を一目見ておくというのもいいかもしれません。また、「もったいない」というだけでなく、廃棄物発生の抑制や廃棄物処理等から発生する温室効果ガスの削減にも繋がります。ありがたいことに我が国では美味しいものを気軽に買うことができますが、家庭にも地球にも優しい食生活を心掛けたいと思います。
(土地区画整理事務所 T.A)
市の鳥
戸田市では、今年10月に「市の鳥」を制定すべく今月からアンケートによる募集を行う。市の花(サクラソウ)や市の木(モクセイ)は昭和の時代に制定されているのに、「市の鳥」はこれまでなかった。
どんな鳥が制定されるのか?彩湖道満グリーンパークの水辺に生息するカワセミが真っ先に思い浮かんだが、あまり身近な鳥ではない。身近な鳥ならば、スズメとかカラスだろうが、市の鳥にはふさわしくないような…と様々な想像が膨らむ。(原稿提出時には候補10種類の内容は未発表)
戸田市では、都市化が進む一方、鳥などの生き物が生息できる自然(緑地等)が年々減少している。「市の鳥」制定によって、市民が身近な自然の大切さを再確認するきっかけとなると良いと思う。
(福祉総務課 G・T)
あとがき
2022年度最初の「環境は足元から」の掲載です。今年度も昨年度同様、各所属職員の協力を得ながら「環境は足元から」の掲載を進めていきますので、1年間どうぞよろしくお願いいたします。
先日、ビヨンド卵の存在を初めて知りました。見た目も触感も、言われなければ普通の卵とまったく違いが分からない出来のようで、何でできているのか調べたところ、ニンジンと白インゲン豆からできているそうです。
ビヨンドウニは実際に食べたことがあるのですが、磯の香ただようそのウニは、豆腐でできているとのこと。私が小さい頃は、プリンに醤油をかけるとウニの味が、というレベルだったのですが、プリンもウニも代替食品で再現できる時代になってしまい、ビヨンド業界の成長には驚かされるばかりです。
養鶏や養殖は、二酸化炭素の排出、水の消費など環境問題が指摘されることもあり、どの方法が優れているというものではないですが、選択肢があることは素晴らしいことだと思いました。食物アレルギーケアにも繋がりますしね。
ちなみにビヨンドというのは超越したという意味です。私も5月下旬に5月号の記事をアップするのではなく、せめて中旬頃にアップできるよう、ビヨンド環境課職員に早くなりたいです。