環境は足元から第198号
環境は足元から
2020年10月号(第198号)
「環境は足元から」は、環境課が発行する情報誌です。
「環境とわたし」というテーマのもと、市役所職員それぞれの環境への想いや取組について書いた記事を掲載しています。
自然の中で過ごす
趣味として月に2・3回登山をしています。きれいな空気を吸ったり、自然の中にいることで気分転換ができます。
登山は自然の中を人間がお邪魔をして過ごすものなので、環境のことを特に気にしなければなりません。ゴミの持ち帰りはもちろんのこと、石鹸を使わない、料理で使ったスープは捨ててはいけない、登山道以外の道を歩かないなど、環境に配慮した行動が必要とされます。また、自然を傷つけない為にも木道を設置するなど、多くの人の努力があって、自然を守っていることが分かります。
日本の国土の7割は森林です。これからもきれいな自然を残していくためにも自然に対する配慮が一人一人に求められます。普段の生活でも自然に配慮した行動を心がけることが必要なのではと思います。
(教育政策室 H.M)
食品ロス
今月は食品ロス削減月間です。
食べ残しや売れ残りなどで、まだ食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」。
日本では、食品ロスでどれくらいの量の食品が捨てられているかというと、年間で約612万トン、国民1人当たりに換算すると、おにぎり1個分が毎日捨てられていることになるそうです。
一人ひとりが食品ロスの削減に意識を持って取り組むことが大事なので、あたりまえのことですが、スーパーなどでの買い物の際は必要最低限のものだけ購入することや、食べ残しを出さないように残さず食べることを意識しながら生活していきたいと思います。
私の場合、食品ロスの削減のほかに、増えてきてしまっている自分の体重を「ロス」させなければいけないのですが、それが難しい…。
(会計課 R.A)
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あとがき
みなさまこんにちは。ここのところ急に気温が低くなり、日によっては11月下旬並みの寒さになることもありますが、風邪など引いていませんか。栄養や睡眠を十分に取り、これからますます寒くなる冬に備えて、しっかり体調を整えたいものですね。
さて、今年度、あとがきではテーマを「COOL CHOICE(クールチョイス)」として取組事例を紹介しています。
「COOL CHOICE(クールチョイス)」は、日常生活の様々な場面で実践できます!今回は、食材選びに関する「COOL CHOICE(クールチョイス)」を紹介したいと思います。例えば、食材購入の際に、地元のものを選ぶ「地産地消」を心がけることは「地球温暖化に資する賢い選択」に繋がります。食材は、産地からの輸送にトラックや飛行機などが使用されるため、輸送距離が長いほど二酸化炭素排出量が多くなります。さらには、地元で生産されたものを地元で消費する「地産地消」は、輸送コストや鮮度といった点から考えても、近ければ近いほど良いことですよね!また、旬の食材を選ぶことも「COOL CHOICE(クールチョイス)」です!旬ではない食材を生産するためには、ビニールハウスの室内を一定の気温に保つために、冷暖房を使用する必要があります。そのため、時季に合った食材を選ぶことは、エネルギー消費の少ない食材を選ぶことに繋がるのです。日頃の食材選びに、「地産地消」の考えを取り入れることや「旬のものを選ぶ」ことで、みなさまも「賢い選択」をしてみませんか?
(注釈)「COOL CHOICE(クールチョイス)」とは、環境省が推奨する「地球温暖化対策に資する『賢い選択』をしていこう」という取組のことです。地球温暖化の要因である温室効果ガス削減のために、脱炭素社会づくりに貢献する製品への買換え・サービスの利用・ライフスタイルの選択をするなどの「賢い選択」を行うことを推進しています。なお、戸田市もこの取組に賛同しています。