環境は足元から第188号
環境は足元から
2019年11月号(第188号)
「環境は足元から」は、環境課が発行する情報誌です。
「環境とわたし」というテーマのもと、市役所職員それぞれの環境への想いや取組について書いた記事を掲載しています。
大掃除前の意識付け
年末に向け、大掃除や不用品等の断捨離に意識を向ける方も多いのではないでしょうか。さて、日本では衣類やアルミ缶、ペットボトルの回収等、様々なリサイクルが実施されておりますが、その回収率は世界トップクラスだそうです。皆様の環境意識への高さが、この結果に表れているのだと思います。
しかしながら、粗大ごみの不法投棄や街中でのポイ捨て、分別のされていないごみ出し等、地域のごみ問題が尽きない事も事実です。私の住む地域でも、燃やすごみとペットボトル等の混在や、収集日以外のごみ出しによってカラスに荒らされているという場面を何度か目にしたことがあります。これらを解消するためには、「誰かが何とかしてくれる」という他力本願は捨て、共用意識や規律を守った行動が必要です。住みやすい環境を維持していくために、私もごみに対して意識を向け、減らす工夫や捨てる手順を再度確認してみようかと思います。
年末は毎年のように「今年はのんびりするぞ!」と意気込んではいるものの、大掃除や忘年会であっという間に年が明けてしまいます。今年こそは毎年恒例のバタバタな年末に陥らないよう、もう一度褌を締め直し、早めの行動を心掛けたいですね。皆様もぜひ、ごみに対して意識を向け、地域の環境改善に繋げてみてはいかがでしょうか。素敵な年末をお過ごしください。
(障害福祉課 H.F)
エコと減災
最近、台風や集中豪雨などによって、毎年のように水害が発生しているのをテレビのニュースなどでよく目にします。
また、10月に発生した台風19号により、戸田市でも床上浸水、床下浸水、河川等からの越水・溢水等の被害がありました。私も消防職員として災害の被害を最小限に食い止める為、災害現場に出場し被害状況を目の当たりにしました。
そこで環境の変化によって起こる災害は甚大であると実感しました。戸田市だけに関わらず、他県でもさらに甚大な被害を受けた場所もあり、その要因として環境の悪化が挙げられます。それを解決する一つの方法として節電や節水等のエコ活動が考えられます。現在、消防署でも節電や節水を呼びかけ、エコになるように取り組んでいます。このエコ活動が環境の悪化を防ぎ、減災につながれば良いと思います。
(西部分署 K.Y)
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あとがき
みなさんこんにちは。冷たい風に乗って寒い冬がやってきていますね。今年はインフルエンザの流行が例年より早まるとのことです!我が家は今年の1月に家族全員がインフルエンザに罹ってしまったため、この冬は全滅しないように、手洗いやうがいを徹底するのはもちろんのこと、規則正しい生活をして気を引き締めていきたいと思います。
さて、先日、某コンビニエンスストアの一部店舗で、おでんの販売を縮小または中止する動きがあるというニュースを見ました。理由は「食品ロス問題」と「従業員不足の問題」とのこと。おでんはつゆに浸して販売している関係で、個々の具材にそれぞれ細かく販売時間が決められており、具材によっては4時間程度で廃棄をしなければならない物もあるそうです。また、販売用の器具をこまめに清掃したり、具材につゆをかけたり裏返したりと、他にも様々な手間がかかるとのことです。確かに、店員さんがおでんの注文を受けて一つひとつ具材を器に入れて蓋をしテープを貼る作業は、見ているととても大変そうですよね。冬の風物詩が消えてしまうのは少し寂しい気もしますが、大量の食品ロスが生じることや従業員不足の問題を考えると、それぞれの店舗の運営状況に応じて、縮小や中止の決断をすることも必要なことだと感じました。
それでは最後に、今月もイベントの紹介をさせていただきます!
今月は戸田市地球温暖化対策地域協議会が主催となって開催するイベントです。
2019年12月1日(日曜)午前11時から午後3時まで、上戸田地域交流センターあいパルにて「エコドライブシミュレータ体験コーナー」を設置します。
ハンドルとアクセルを操作しながら、ゲーム感覚にてエコドライブを体験していただけるものです。エコドライブのコツを身に付け、地球にやさしい運転を心がけましょう!
会場であるあいパルでは「ママフェスタ」が開催されますので、当日はどちらもお楽しみいただくことができます。
みなさんの御参加をお待ちしております!