環境は足元から第176号
環境は足元から
2018年10月号(第176号)
「環境は足元から」は、環境課が発行する情報誌です。
「環境とわたし」というテーマのもと、市役所職員それぞれの環境への想いや取組について書いた記事を掲載しています。
趣味と環境
みなさんは山登り、ハイキングなどはしたことありますか?最近特にブームですよね!
私も最近始めたのですが、大自然のなかを歩くのは楽しいしストレス解消になります。そして、日頃の自分の生活がどれだけ環境に影響を与えているのかが分かります。
場所によってはマイカー規制があり、麓まで自家用車で行けません。当たり前ですが、山道にゴミ箱などないのでゴミは基本的に持ち帰りです。山では汚い水を流せないため、山小屋に着いても自分の食器などを洗うことができませんし、石鹸もありません。
いろいろな制約がありますが、美しい自然環境を保ち、これからも多くの登山客が登り続けるためには絶対必要な制約です。
短い距離で車は使わない、なるべくゴミは出さず、分別は守る、洗剤は必要な分だけ最小限にするなど、自分の生活を見直すきっかけとなりました。
これからも、環境を守りながら山登りを楽しもうと思いました。
(入札検査課 O.S)
五感を使った環境保育
下戸田保育園では将来を担う子ども達に自然や身近な環境に興味や関心を持ってもらえるような自然体験を充実させた環境保育を行っています。
戸田市では自然を身近に感じることが難しくなってきてはいますが、毎日子ども達が過ごす保育園の園庭にプランターを利用してゴーヤ、ヘチマ、アサガオのグリーンカーテンを作りました。酷暑の夏を涼しく感じさせただけでなく、子ども達が水やりをしながら2階まで伸びていく葉を嬉しそうに眺めたり、ゴーヤを調理して味わうことができたりしました。
また幼児クラスの子ども達はプラ舟やペットボトルを使って稲の苗を植え、そこにメダカを放流して田んぼビオトープ作りに挑戦しました。9月に入り稲穂が膨らみ始め、その上をトンボが遊びに来たり、メダカの卵がかえって赤ちゃんメダカが元気に泳いだりとまさに秋を全身で感じることができました。
このような取り組みは子ども達だけでなく保育士をも夢中にさせ、様々な発見や感動、命を五感で感じることのできる貴重な体験となりました。
自然は私達にたくさんのことを教えてくれます。これからも子ども達の取り巻く環境を自然と切り離すことなく、自然との関わりの中で豊かな感性を育てていきたいと思います。
(下戸田保育園 N.S)
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あとがき
みなさんこんにちは。最近は寒暖差が激しく、体調を崩されている方もいるのではないでしょうか。全国各地で桜が咲いてしまったりと、不思議な気候となっています。春と秋がごちゃごちゃになって、今後もし、秋にもスギ花粉が飛ぶような未来になってしまったらどうしよう…結構真剣に心配です。
さて、最近プラスチックごみの問題について耳にすることが多いかと思います。
大手の飲食店や企業がストローなどについてプラスチック製品の取り扱いをやめる方向で動いているとか。わたしもまだまだ勉強不足なのですが、これってかなり大きい出来事ですよね。
私は環境の部署に来る前からゆるめに「省ごみ」(勝手にネーミングしてます。なるべくごみを出さないような生活のことです。)として、ラッピングやショッピングバッグなどを断ってきましたが、プラスチックがここまで注目されることになるとは思っていなかったです。
ストローも断ることが多いので基本的にはいいのですが、タピオカミルクティーってどうなるんだろう…友達にオススメされてからファンになったのですが、あれはできればストローで飲みたいなあ。紙製でもなんでもいいので、ストローで飲ませてほしいけど…今後の動向をチェックしていきたいと思います。
そして今月も、またまた宣伝で締めさせていただきます!
11月11日(日曜)は「とだ環境フェア」が開催されます。
各環境団体の展示発表のほか、小学生のブラスバンド演奏や絵画展示も行います。
午前10時から午後3時まで、あいパルの1階で行っているので、ぜひお立ち寄りください。
アンケートとクイズラリーに参加された方には参加賞をお渡ししていますが、これがとっても豪華なのでお楽しみに!同日、こどもの国で開催されている「消費生活展」にも参加すると、さらに追加で参加賞をお渡しします!
参加賞は協賛いただいた団体・企業からご提供いただいたものをセットにしています。こんな会社もあったんだ~という気づきにもなったり、楽しいですよ。
みなさんのお越しをお待ちしております!