みどりパル活動報告(日誌2021年11月)
彩湖自然学習センターのスタッフが、講座や季節の話題の情報発信をしています。
講座「オギのミミズクづくり」
開催日:2021年11月7日(日曜)
天気:晴
大人気のこの講座、今回もいいお天気に恵まれました。
まずオギとススキの違いの説明をした後、オギ採集にに出発しました。
今年はセンター周辺のオギの生育が悪く、取るオギはひとり5本から10本ぐらいにしました。
今年は社会貢献活動の一環として「荏原製作所」のかたが、事前準備と当日の講座の補助として参加してくださいました。
荏原製作所の皆さん
事前準備の様子
センター職員と荏原製作所のかたとで、あらかじめ準備しておいたオギと、参加者の方が自分で採集したオギを合わせて、ミミズクづくり開始です。
飛び出したオギの穂を押し込んだり、形を整えるのが難しかったようですが、ご家族で協力して次々にかわいらしいミミズクが出来上がっていきます。
皆さんの作品です。みんな個性的でとてもかわいらしいですね。
今回、お手伝いいただきました荏原製作所の皆様もお疲れさまでした。ありがとうございました。
講座「彩湖周辺の野鳥観察2」
開催日:2021年11月13日(土曜)
天気:晴
当日は天候に恵まれ絶好の野鳥観察会日和となりました。
センター玄関前で双眼鏡の使い方を練習しました。今回は観察会に初めて参加される方が半数近くいましたので、講師より丁寧に説明していただきました。すると待ってましたとばかりに、講師よりチョウゲンボウが上空を通過中との声がありました。視界から消えそうになりましたが、なんとすぐ近くの高速道路の工事事務所の軒先にとまりました。使い方を覚えた双眼鏡で早速観察しました。
そこから20メートルほど進むとセンター横の林の中で大騒ぎをしているヒヨドリの集団が観察できました。
センターからバーベキュー広場に向かう場所は、浄化機場といい視界を遮るものがほとんどありません。そこでは、モズやホオジロが観察できました。バーベキュー広場をさらに進むと、鑑賞池がありそこではカワセミ、カルガモがいました。
観察できた鳥の数は次の17種類です。これからまだまだ冬鳥が渡ってきますので次回の観察会も楽しみです。
見られた種
マガモ、カルガモ、コガモ、カイツブリ、オオバン、カワセミ、コゲラ、チョウゲンボウ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、スズメ、カワラヒワ、ベニマシコ、ホオジロ
今年も昨年に続き、新型コロナウイルス感染拡大予防の為、スコープを覗く時はレンズカバーをつけての観察でしたが、みなさんマナーを守って楽しく観察ができました。
講座「部分月食観察会」
開催日:2021年11月19日(金曜)
天気:晴
いつもの星空観察会は、土曜日に行うことがほとんどですが、今回は部分月食が金曜日の夕方起こることから平日の開催となりました。皆様予定を調整して参加してくださいました。講座開始時間には欠けた月が昇っていますので、月食の説明を簡単にすませ屋上へ上がりました。
昼過ぎまでよく晴れていましたが、開催直前に雲が涌き、夕焼けはきれいでしたが、欠けたまま昇っているはずの月は見えません。見えるまでの時間稼ぎに、晴れている西の空の木星や土星、金星を望遠鏡で観察しました。
待てば海路の日和ありの諺のとおり、月のあたりも晴れてきて双眼鏡や望遠鏡で観察できました。欠けている部分が赤黒く見えていることに皆さん興味津々の様子でした。月食はご自宅でも観察できますので、わざわざセンターまで来ていただいたので、ここまで来ないとできないことに挑戦していただきました。それはスマホでの撮影です。アダプターを用意していましたので、望遠鏡にスマホを接続し撮影していただきました。
観察会の時間をいつもの星空観察会より30分長く設定しましたので、星座早見盤を使って夏の大三角など、星空のほうも楽しんでいただきました。
講座「彩湖の絵手紙をかこう2」
開催日:2021年11月21日(日曜)
天気:くもり
今年度2回目の絵手紙の講座です。
絵手紙の描き方の説明を受けた後、センターのまわりで絵手紙に書く題材の植物などを採集しました。
学習室にもどって早速作成開始です。みんな全集中です。
材料集めが楽しかった、おばあちゃんにお手紙を出そうかな、など、皆さんの感想も私たちの励みになっています。参加してくださった皆さんありがとうございました。
皆さんの作品です。