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市指定文化財(埋蔵文化財)

掲載日:2015年12月17日更新

埋蔵文化財とは

土地に埋もれている、文化財を埋蔵文化財といいます。埋蔵文化財は、大きく遺跡と遺物に分けられます。遺跡は集落跡、貝塚、古墳、都城跡などのように、過去の人々が生活した痕跡を残している場(土地など)を指し、とくに住居跡やお墓の跡などを遺構といいます。また、遺物は土器、石器、金属器、木器などのように、過去の人々の行動の結果として現在まで残された”もの”を指します。さらに、遺物は土器、石器などのように生活用具としてつくられた人工遺物と、動植物、魚介類、鉱物などの自然遺物に分けられます。

 
発掘調査風景

埋蔵文化財を大切に

戸田市は、荒川(旧入間川)の氾濫によって形成された自然堤防上に立地しています。市内には埼玉県選定重要遺跡の鍛冶谷・新田口遺跡をはじめ、土器などの遺物散布地を含め12か所の埋蔵文化財の包蔵地があり、それらの遺跡は古く弥生時代後期から古墳時代前期にはじまります。発掘調査によって多数の住居跡や古代のお墓の跡、溝跡、井戸跡などが確認され、土器や木製品、装飾品などの遺物が見つかっています。とくに南原遺跡からは人物埴輪の頭部も発見されており、古代から人々が生活していたことがわかります。
これらの埋蔵文化財は、地域の歴史や文化の成り立ちを理解する上で欠くことのできない国民共有の貴重な歴史的遺産であり、将来の文化向上・発展の基礎を成すものとして「文化財保護法」で大切に守られています。

 
埋蔵文化財試掘調査

周知の埋蔵文化財包蔵地(およびその周辺地域)のファクスによる照会方法

パンフレット

「戸田市遺跡分布地図」[PDFファイル/1,455KB]
赤色:包蔵地
緑色:包蔵地周辺地域

関連サイト

戸田市では、埋蔵文化財包蔵地及び包蔵地周辺地域(遺跡の可能性が高い地域、「埼玉の遺跡マップ」では確認できません。)があります。包蔵地以外の地域で新たに遺跡が発見されると、その都度包蔵地の範囲が変更されますので、必ず市役所窓口かファクスにてご確認ください。

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