広報戸田市2024年3月号
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永なが井い富とみ治じさん(美女木 78歳)日ひゅうが向紬つむ葵ぎ(笹目小学校 1年)■■■■■■■第42回〜100年健康・シニア活躍〜27さん手の平を下に向けた両手を軽く押さえるように同時に下ろす。顔の横で立てた右手の平を前に向け、前方へ出す。問い合わせ 障害福祉課(内線297)未来、今後手話において時系列は、自分の身体の位置を「現在」、身体の後方を「過去」、前方を「未来」として表します。ぜひ、このポイントを意識して会話してみてください!ワンポイント作品名「うみのなか」ここは、海の世界です。かにのチョッキンパさんは、海に咲いた花をとってきて、海の底にある舟にかざりました。まわりが明るくなり、みんながよろこびました。それからというもの、毎日、花を探してかざりました。紙をちぎって、何の形に見えるか考えるのが楽しかったです。広告およそ50年前、永井さんは結婚と同時に戸田市に転入し、奥様の家業を継いでクリーニング店を営んできました。ヤクルトスワローズの選手寮が近かったため、選手のユニフォームを洗濯することが多かったそうです。プライベートではソフトボールに熱中し、選手として活躍するだけでなく、審判のライセンスを獲得し、県の審判長として数多くの大会をまとめてきました。審判長を引退した後は向田地区の町会長となり、現在に至るまで7年間務めています。その朗らかな人柄により、子育て世帯の新規加入者も増え、「子どももすぐ友達ができて、町会に入ってよかった」と喜びの声もあったと、嬉しそうに語っていました。永井さんが企画した向田祭りでは、若い町会員の方々も積極的に参加してくれて、子どもたちが楽しめるよう射的や綿あめ機を導入するなど、子育て世帯からベテラン会員まで一丸となって祭りを盛り上げました。その時に町会長としてのやりがいを強く感じると話す永井さん。チームで一つの目標を達成する難しさや楽しさを熟知している永井さんだからこそ、人と人との絆を育めるのだと感じました。今月は、「今、現在」「未来、今後」についての手話を紹介します。今、現在12白球とまちを見つめ…

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