市の北部に位置する美女木向田地区では、長期間未着手だった土地区画整理事業を見直し、意向調査や説明会などでいただいた意見を踏まえて「美女木向田地域整備計画」と「美女木向田地区地区計画」を策定しました。今後これらの計画を基に、地区のまちづくりを進めていきます。
2019年4月1日から施行 美女木向田地域整備計画
まちづくりの目標
“戸田市の活力を支え、 誰もが安全・安心、 快適に生活できるまち”
インフラの整備(3分野)
地区の皆さんの意見を聞きながら、今後10年間を目標に、市が主体となって整備を進めていきます。
1 道路
自動車・歩行者・自転車の交通がふくそうする道路の交通安全対策や、一部路線で歩道の拡幅、未舗装の道路の路面改良を行います。
2 下水道・水路
水路の上部を歩行者空間として活用できるように、下水道の暗渠化や雨水貯留浸透施設の設置を行います。
3 公園
皆さんにとって安全で使いやすい公園にするため、児童遊園地を改修します。
一時避難所
地震など災害時の一時避難場所として、蕨戸田衛生センターのテニスコート・駐車場を使用できるように、向田町会と蕨戸田衛生センターが協定を締結しました。
まちづくりのルール(3項目)
産業の保全や住環境と操業環境の両立による安全・安心で快適なまちづくりを進めるために、皆さんのご協力をお願いします。
地区計画に定めました
地区計画とは?
目指すまちの姿の実現に向けて、建替えの際などに守っていただくルールを決めています。
1 建物の用途
地区の特性を踏まえて、きめ細かく建物の用途を制限することで、その地区にふさわしい土地利用を誘導します。
工業保全ゾーン
新たな3戸以上の住宅や、規模の大きな商業施設などを制限します。
住・工共生ゾーン
規模の大きな商業施設や、危険性の大きい工場などを制限します。
潤い・ふれあいゾーン
地区にふさわしくない遊戯施設などを制限します。
2 最低敷地面積
建物の密集による建て詰まりなどの発生を防止するため、新たに土地の区画を設定する際には、敷地面積の最低限度を100平方メートルとします。
(注釈)地区計画決定前から100平方メートル未満の敷地は、適用除外とします
3 道路沿いの垣・柵
地震による倒壊防止や防犯上の死角を防ぎ、交通安全上、見通しのよいまちにするため、道路に面した部分は生け垣やフェンスなどとし、コンクリートブロックなどを使用する場合は、高さを60センチメートル以下とします。