戸田のここに注目!戸田市の先進的な取り組みや特徴的な事業を連載でご紹介します
笹目小学校がバリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰内閣府特命担当大臣奨励賞を受賞しました
笹目小学校では、2012年からユニバーサルデザインの考え方を取り入れた学校づくりを進め、学力向上などの成果を上げています。この活動が認められ、内閣府のバリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者として「内閣府特命担当大臣奨励賞」を受賞しました。今回は、笹目小学校の取り組みの一端をご紹介します。
ユニバーサルデザインを基盤とした学校づくり
ユニバーサルデザインとは、一般に「全ての人が利用しやすい製品やサービス、環境をデザインする考え方」のことです。この考え方に立ち、さまざまな課題のある子どもたちが「わかった」「楽しい」と実感できる授業をつくっていくことが、他の子どもたちにとっても、分かりやすく楽しい授業となります。
学校づくりの3つの柱
- 授業デザイン…どの子も授業に参加でき「わかる・できた」を実感できるような授業づくりの取り組み
- 学級づくり…落ち着いて授業に取り組んだり、生活したりできるような人間関係づくりや自己肯定感を高めるような取り組み
- 教育相談…困っている子や困っている保護者とじっくり話し合うことができるようにしていく取り組み
バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰
笹目小学校の取り組みをモデルとした「教育活動におけるユニバーサルデザイン化」が、全国の学校にも波及することが期待される先進的な取り組みとして評価されました。